「平成25年度」都立高校入試200字作文 考え方と模範解答例
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「平成25年度」都立高校入試200字作文 考え方と模範解答例



2018年01月08日投稿
2020年07月25日更新


このページでは、『平成25年度』の東京都立高校入試における200字作文をあつかいます。

200字作文のポイントや書き方などは、こちらを参考ください。

「平成26年度」模範解答例
「平成27年度」模範解答例
「平成28年度」模範解答例
「平成29年度」模範解答例
「平成30年度」模範解答例
「平成31年度」模範解答例
「令和02年度」模範解答例

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出典と問題の問われ方

〇出典:佐藤京子「住居の文化誌」

〇問い:国語の授業でこの文章を読んだ後、「住居と人間」というテーマで自分の意見を発表することになった。このときあなたが話す言葉を、具体的な体験や見聞を含めて二百字以内で書け。

〇配点:10点


作者の主張と構成のポイント

筆者の主張:
「人間の行動を基盤にする生活空間から「居住」ということは追及されるべきものと思う」
「居住文化の発展のためには、人間の欲求だけではなく、前時代の文化的機能も基盤にしなればならない」

わかりやすく言うと「家がもっと発展していくためには、自分が好きな内装にどんどん変えていくだけじゃなくて、昔からあるそれぞれの場所に合った機能をちゃんと持たせなきゃダメになるよ!」ということ。

そういった内容を含ませて、自分の具体的な経験や伝聞に結び付けていきましょう。

具体的な体験で思いつきやすいのは、例えば、

・北海道は窓が二重になっていた
・沖縄は台風に備えて平屋が多い
・雪の多い地方では、屋根に傾斜がついていた

などでしょうか。

段落を二つに分けて、自分の体験と主張を書くといいでしょう。


模範解答例

平成25年度模範解答例

採点基準

絶対に10点を取るための都立高校入試「国語200字作文」の書き方講座にも書きましたが、以下に採点基準を付けておきます。〇付けの基準にしてください。

<採点項目>
・自分の意見、主張がある。(+4点)
・筆者の主張を踏まえている。(+3点)
・具体的な体験や見聞がある。(+3点)

<減点項目>
・本文の抜き出しや要約になっている。(-10点)
・論旨に一貫性がない。(-2点)
・句読点の誤り、誤字、脱字、衍字(語句の中に間違って入った不要の字)が1つある。(-1点)
・句読点の誤り、誤字、脱字、衍字が2つ以上ある。(-2点)
・最後の一文が途中で終わっている。(-1点)
・101字以上150字以内である。(-2点)
・100字以内または201字以上である。(-10点)
・不適切な箇所が1つある。(-1点)
・不適切な箇所が2つ以上ある。(-2点)



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