『西宮中学1年生必見!』 2016年2学期中間考査「数学」まとめ
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『西宮中学1年生必見!』 2016年2学期中間考査「数学」まとめ



2016年10月29日投稿
2020年07月14日更新


こんにちは。
個別指導プラスジム久我山教室には、西宮中、宮前中、烏山中、三鷹第三中、その他近隣中学校からたくさんの公立中学生が通塾しています。

今回はその中で、「杉並区西宮中学校1年 2学期中間考査の『数学』」を取り上げて問題の説明と、自分の目標とする点数を取るためにはどんな勉強をすればよかったのかを点数別に解説していきます。

みなさんは、定期テストは点数を把握したらそのまま処分するものだと思っていないですか?くしゃくしゃにして捨ててしまっているなら、今回からは必ずファイルに閉じて保管してください。テスト結果は、次回の考査につながる情報の宝庫なんです。

今年の高校受験生も毎月Vもぎ(都立受験生が受ける模擬テスト)を受けさせていますが、特に返ってきた結果の分析に時間をかけます。努力した結果が点数に反映されるわけですから自分の足りていないところがあっという間にわかるんです。足りないところがわかれば次回はそこを気を付けてやると点数は自然に上がっていきます。

とても長い文章ですが、ゆっくりしっかり読むことをお勧めします。

プラスジム生はもちろん塾に行っていないみんなも結果の振り返りと次回考査に向けた参考にして下さい。
(※次回考査に向けた対策は、分析を踏まえて改めて説明するので塾生は楽しみにしていてください)

全体講評


考査内容は数量(=計算)分野が75点、図形分野が25点分でした。


全体の構成

<数量>

  • 文字式と方程式の語句の確認
  • 文字式の計算
  • 方程式を解く問題
  • 方程式の利用(文章題)

<図形>

  • 平面図形の語句の確認
  • 図形の平行移動、対象移動


問題のレベルと学習のポイント

分数や小数が出てきたり、文章題では苦手な子が多い速さの問題が出てきたりで、計算ミスしやすい問題が多かったです。ただ学校の教科書やフォレスタにそのまま載っているような問題が多く、学校の先生が言ったこと、塾でやった内容がテストでも出来ていれば高得点も狙えるような内容でした。

次は、目標点ごとに頑張ってほしいところを伝えていきます。このポイント1~8は受験まで使える内容を詰め込んでいます。テストが終わるたびに見返すことをオススメします。

次回考査の目標点数別ポイント


① 63点(内申目安3)を次回取るために!

     

  1. ノートに途中式をきれいに書くくせをつけよう
  2. ワークや塾の宿題は○付けした後が、一番大事
  3. 文章題などの勉強は、計算のミスが減ってきてから


② 80点(内申目安4)を次回取るために!

     

  1. どんな内容の文章問題でも得意にしよう
  2. ワークなどの提出物は1週間前までに終えること
  3. 一度間違った問題にはテキストに✕マークを付ける


③ 90点以上(内申目安5)を次回取るために!

     

  1. かかる時間を考えて解く順番とスピードをきめる
  2. 計算ミスは一問もしないように普段からスピードを意識


① 63点(内申目安3)を次回取るために!


今回のテストでは、教科書に載っている語句を答える問題で17点、テスト前に繰り返しやったはずの計算問題で46点の、合計63点ありました。平均点は約65点でしたね。なので、ほぼ平均点である63点を取るためには教科書をしっかり覚えて計算に強くなることが近道でした。今回のテストで63点に届かなかった人は、まずは語句をしっかりと覚える事。そして大事な計算に強くなる方法は、下をチェックしましょう。

1、ノートに途中式をきれいに書くくせをつけよう

自分の返された解答用紙をもう一度見てみよう。うっかりミスや、計算ミスは何問くらいありましたか?考査では、語句+計算問題で36問ありました。計算ミスでの間違いが1割の4問以上あった人は、まずは授業ノートの書き方から見直してみるべきです。

  • 途中式は、1行ずつ空けて書く
  • 分数は、2行使う
  • 計算は、ノートの隅に小さく書くことは止める
  • 図やグラフはなるべく大きく写す

ノートが汚いほど、思ってもみないミスが増えていくことは間違いないです。日々意識してきれいに丁寧に書くようにしましょう。最初は時間がかかるかもしれませんが、だんだん速く書けるようになります。

キレイなノートの一例

2、ワークや塾の宿題は○付けした後が、一番大事

宿題や学校の課題をするときに、○付けをしただけで、終わった気になっていませんか?
解いてみて「〇がついた問題は、今の力で解けている問題」
「✕がついた問題は、これから勉強しないといけない問題」
です。〇のついた問題と✕がついた問題、どちらが大切かわかりますよね?

×が付いた問題は、テキストにも✕印をつける、そしてもう一度〇になるように問題を解いてみる ことをすぐにやりましょう。そして、答えを見てもわからない問題には、必ず別の印をつけておいて、先生に聞くようにしてください。ここまでが出来て宿題と考えましょう。
(テキストに✕印をつける理由は、② 80点(内申目安4)を確実に取るために!で説明しています)

3、文章題などの勉強は、計算のミスが減ってきてから

テスト範囲の勉強をしていると、文章題など応用部分が全く分からなくなって、数学そのものがイヤになってしまうこともありますよね?でも時には、そういう難しいところは飛ばしてしまうことも大事なのです。なぜなら、計算問題が得意にならないと文章問題はできるようにならないからです。文章題は1問あたりに解く時間もかかりますし、式を立てることは計算とは違った勉強が必要です。あせらずに、まずは計算を得意になりましょう。そうしているうちに、いつの間にか文章題も「簡単だ!」と思えるようになる時がくると思います。

② 80点(内申目安4)を次回取るために!


さて、①63点は取れていたけど、80点に届かなかった。そんな人はここを見てください。今回の平均点が65点程度だったので、次に80点を目標にする人は多いと思います。

4、どんな内容の文章問題でも得意にしよう

今回は文章問題が15点分でました。内容も過不足問題や速さ問題、比の問題とまんべんなく出ていました。どの問題も苦手なく出来ていてほしいという先生からのメッセージですね。80点を取るためには、ミスなく計算ができることはもちろんのこと、苦手なところを無くすことがとても大切です。学校の教科書・ワーク・塾のフォレスタなどを繰り返しやって、問題を見たときに解き方がすぐに頭に浮かぶようにできたら80点は目の前です。ポイントは繰り返しですよ!応用問題は同じ問題でも最低3周はやることです。

5、ワークなどの提出物は1週間前までに終えること

もう一つ、とても大事なことは提出課題をなるべく早く終わらせることです。プラスジムでは遅くとも一週間前までに終わらせるように伝えています。

なぜ、大切だと思いますか?それは、テスト直前にやるとページを進めることが目的になってしまって、苦手なところに時間を効率的に使うことができなくなるからです。具体的に伝えると、一週間前まではテスト範囲をすべて勉強して、わかっているところも含め基本的な確認をします。1週間前以降は、自分が苦手とするところを重点的に勉強します。

苦手なところは、どうやって把握するのか?それは、次の章を見てください。

6、一度間違った問題にはテキストに✕マークを付ける

基本的に、テキストに直接書いて提出する課題以外は途中式や答えをテキストに直接書き込むことはしないでください。繰り返し取り組めるようにですね。

ただ、一つの例外が間違った問題に×をつけることです。先ほど読んでもらった80点を取るポイントの一つは「苦手な範囲を作らない」ことでしたね。1週間前までに範囲を一通り勉強した後、間違った問題(テキストに✕がついた問題)=自分の苦手と思うところを再度一周してください。その時に、また✕が付いた問題のみをさらにもう一周…を繰り返すことで、苦手なところはなくなり、また効率的に勉強が出来るようになります。

③ 90点以上(内申目安5)を次回取るために!


さあ、ここを読んでいる人は少なくとも数学に苦手意識は持っていないことでしょう。それなりに満足はしているけど数学がもっと得意になりたい!そんな前向きな君にアドバイスを送ります。ぜひ、今までの1~6のポイントが出来ているか確認してから、この章を読んでください。

7、かかる時間を考えて解く順番とスピードをきめる

チャイムが鳴って、問題用紙をめくる。鉛筆を持って大問1から解き始める…。そんな当たり前かもしれない流れも、90点以上を目指すのであれば少しだけ工夫してください。問題用紙をめくった後にすべての問題に一度目を通すようにすることです。

普段の勉強と当日のテストとの違いは何ですか?時間が限られていることですよね。テストごとに問題も違うし、難易度も違います。50分という限られた時間で、すべての問題を解くにはどの順番で解けば焦らないか?どれくらいの時間配分で解けば、見直す時間が作れるか?を考えてから目の前の問題に取り組むことはとても大事なことなのです。

8、計算ミスは一問もしないように普段からスピードを意識。

もう一つのポイントは、どれだけスピードを上げても計算ミスをしないように、普段から意識することです。わかっていたのに計算ミスや、単位・小数点のミスなどで点を引かれてしまうことほど、悔しいことはないですよね。ノートをきれいに書くことと、矛盾してしまうかもしれませんが、多少急いで書いてしまっても確実に間違わないように普段から解くスピードにこだわってほしいと思います。普段の宿題をやるときも時間を決めてストップウォッチで計るといいですね。慣れてくると問題ごとにかかる時間もわかってきます。


以上です。
他にもポイントはたくさんあると思います。また自分に合った勉強方法もたくさんあります。ぜひ、今回の考査結果を見返して、次回の期末考査ではさらにいい点数を取れるように工夫をしてみてください!

次回の西宮中の定期考査は、「11月16日(水)~18日(金)」です。



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