【高校レポート】杉並学院の塾向け説明会に行ってみた
2020年01月25日更新
高校の生徒募集について、高校が外部向けに行う説明会の1つに「学習塾対象の説明会」というものもあります。
読んで字のごとく、生徒でも保護者でもなく塾への説明として行われるもので、
最近の動向を知るために、毎年私もいくつか参加するようにしています。
先日、プラスジムと同じ杉並区にある杉並学院高等学校に行ってきましたので、
趣向を変えてレポート形式の学校紹介ブログにしてみました。
杉並学院って?
杉並学院高等学校は、中央線・総武線・東京メトロ東西線の高円寺駅と阿佐ヶ谷駅のほぼ真ん中に位置する私立高校です。
もともとは中高一貫校で中学も併設されていたのですが、現在は休止しており、毎年の募集定員が400名となっています。
(引用:杉並学院HPから)校舎も彩りよくおしゃれな外観です。
学力や目標に合わせて、2つのコースが設置されています。
◇総合進学コース【国公立大学や難関私立大学への進学を目指すコース】
◇特別進学コース【国公立大学や、私立大学への進学を目指すコース】
エントランスをくぐると、三層吹き抜けのアトリウムになっていました。
圧倒されますね!
少し内部も見学させてもらったのですが、さすが私立、という雰囲気。
200人収容のホールやカフェテリア、100席の個別学習ブースがあるなど充実の施設でした。
杉並学院の惹かれたところ
実際に説明を聞いてみて、ここはいいな、と思ったところをいくつか紹介してみます。
①学習支援にclassiを導入
皆さんはclassiって知っていますか?
classiはベネッセとソフトバンクが共同で立ち上げた会社名であり、生徒や保護者の勉強サポートをICT(情報通信技術)を使って行うサービスでもあります。
生徒-保護者-学校をつなぐコミュニケーションツールであるのはもちろん、学力に合わせた学習動画が2万本(!!)自由に見ることができたり、学習記録を取ったり、と生徒はタブレットを使って授業外でも自分のスケジュールに合わせて学習を進めることができます。
こういったツールは羨ましいですね。
②高校独自のシステムも構築
杉並学院にはSILSSという独自個別学習支援システムが構築されており、学校全体で生徒を支えるしくみができています。
希望者のみの有料制度もあるのですが、授業以外に個別指導授業を受けれたりサポーター常駐の自習室があったりと、上記のclassiと組み合わせることで充実の学習環境と言えるでしょう。
自分自身のやる気があれば、どんどん学習を進めることができますね。
③生徒の約90%は大学進学希望
今年卒業した大学受験生のうち4年生大学進学が約75%、浪人などの進学準備が15%と合わせると90%が大学進学希望と説明されていました。
偏差値や目標も比較的ばらつきがある私立高校は学校内の足並みがそろわないこともあると聞きますが、学校全体がそういう雰囲気なのはいいですね。
指定校枠も充実していますし、目標をもって3年間頑張れるのではないでしょうか?
特別進学コースの場合も、部活動の制限もないとのことですので文武両道も可能!
④杉学進学フェスタ
約100校の大学や各専門学校の入試担当者を呼んで開催される、杉並学院生徒のためだけの進学相談会が毎年行われるそうです。
よくあるオープンキャンパスなどの相談会は、人も多く落ち着いて話す時間はなかなか取れなかったりしますが、学校の生徒だけを対象にしたものだと落ち着いて話ができますね。
ここまで大規模に行われている学校はほかにないかもしれません。
プラスジム高等部でもそうですが、生徒たちに大学のイメージを実感させるのって、特に高校2年生までは難しいんですよね。
これは、生徒も保護者も嬉しいと思います。
杉並学院に合格するためには?
他の私立と同様に、推薦入試と一般入試(併願優遇受験と、いわゆるフリー受験)があり、併願優遇制度を使って受験をする生徒の割合のほうが多いそうです。
今年度の基準やその他詳細な数値もお聞きしたのですが、載せてもいい情報かわからないため割愛します。
どの学校もそうですが、HPやインターネットで確認できる情報はごくわずかですし、真偽もあいまいだったりします。
今年度の詳しい情報は、ぜひ説明会に行ってみてください。
今後の説明会実施情報
11月02日(土)
日程:11月09日(土)
11月30日(土)
12月07日(土)
※詳細はこちらから確認ください。