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Vol.041 通ってはいけない個別指導塾の「見分け方」

Vol.041 通ってはいけない個別指導塾の「見分け方」


2018年02月13日更新



新年度の塾探しの季節です。
過去に「良い個別指導塾の選び方」について、こちらのブログでご紹介させていただきました。

ベテラン塾長がこっそり教える良い個別指導塾の選び方

反響が大きかったので、もう少し書かせていただきます。

「選び方」というよりも、「見分け方」といった方が適切かもしれませんね。
こちらの記事タイトルはそのように修正させていただきました。

優れた資質を持った人を見抜く眼力を持った人物のことを「名伯楽」と呼ぶことがあります。
この伯楽のお話を、はじめに紹介させていただきます。
紀元前の中国、馬を見分ける達人の伯楽の噂を聞きつけた人々が「名馬の見分け方」について、彼のもとに教えを乞いに集まってきます。ところが、この時、伯楽は気に入った客とそうでない客で、教える内容を分けていたと言います。
繰り返しますが、人々が知りたいのは「名馬の見分け方」です。
ところが、伯楽は気に入った客には「駄馬の見分け方」を教え、気に入らない客にだけ「名馬の見分け方」を教えていたらしいのです。
なぜか?
世に滅多に存在しない名馬の「見分け方」は役に立つ機会がなく、「駄馬の見分け方」を知る方がはるかに実践的だからです。「駄馬」を確実に避け、名馬に期待するのではなく、それなりの馬を上手く活用できるようになることが、物事はうまくいくものだという教えです。

個別指導塾選びも同じです。
「名馬」に相当する個別指導塾は、滅多に存在しません。
仮にそのような塾が東京にあって、それを知る機会があっても、住んでいる場所が名古屋では通塾はまず不可能です。学習塾や学校は、「通学が可能かどうか」という制約条件がありますから、その範囲内で子どもにとって適切な学び舎を選び出すことが求められます。
そして、個別指導塾における「駄馬」は、以下の基準で見分けることができます。
生徒数が少ない教室は黄色信号、散らかっていて掃除の行き届いていない教室は赤信号です。
過去記事でご紹介させていただいた通りです。

もう少し補足させていただくと、稀にですが、塾の立地に問題がある場合があります。
その場合であれば生徒が少ないということもありえるかもしれません。
しかし、同じ駅の周辺に4つも5つも塾があるような地域であれば、教室を満たせるだけの生徒が必ず通塾圏内にいますから、「生徒が少ない教室」は避けるべきです。

生徒数が少ないと、なぜダメなのでしょうか(※)。
(※2年以内に開校したばかりの新教室は除きます)
ヒントは学習塾のチラシにあります。
もし、お手元に学習塾のチラシがあれば、ぜひ様々な塾チラシをご覧になってみてください。
どこの塾も同じようなことを書いていませんか?
それもそのはずで、塾に期待していただく役割というのは、基本的には「成績向上」「志望校合格」であり、やっていることは学習指導です。
そのため、学習塾というのは、言葉でお伝えできる範囲での「差別化」が非常に難しいです。
合格実績を掲載する、成績保証をつける、成績アップ者の実績をご紹介させていただく、といったようにどこも似通った内容になってきます。
しかし、ご心配いただく通り、その合格実績はどこまでが塾の力なのでしょう?
母数が多いだけかもしれませんし、大学合格実績でよくあるように、優秀な一人の生徒が8校の合格を出しているだけかもしれません。
このような次第ですから、新聞折込みチラシを使って塾探しをされる方というのは意外に少ないのが実情です。大半の方が何の情報源を頼りにされるかというと、ご友人の声ですね。
つまり「紹介」です。
実際、個別指導プラスジムにおいても入塾のきっかけは「紹介」が大半を占めており、全入会者の約7割の方が「紹介」を通じて塾にやってこられます。
満席になるような教室であれば、紹介率はこの割合に近くなっているはずです。

「紹介」、「紹介」で生徒が増えていくのが、普通の個別指導塾です。
きちんとやっている塾なら必ず生徒はそれなりにいます。
繁忙期のピーク時間帯(※)に空席が目立つ個別指導塾は避けるようにしましょう。
都内であればこの「見分け方」は、都立入試の前々日の2/21(水)までしか通用しませんから、なんの伝手もなく塾探しをされている方は、急いでください。

※10月~2月の平日19時~21時(受験日や受験前日は除く)