Vol.082 大人のための貯蓄術から学ぶ成績を伸ばすための考え方

Vol.082 大人のための貯蓄術から学ぶ成績を伸ばすための考え方



2018年12月11日投稿
2020年07月14日更新



インターネットを開くと、様々なお金の貯め方に関する記事を目にします。
たまに目がついたときに読んでみるのですが、面白いなと思ったことがありました。
ご本人が貯蓄に成功されたという点では共通するものの、まったく正反対のアドバイスとなっている2つの記事があったのです。

一方の成功者の説く、お金の貯め方は以下のようなものです。

「買い物をするときには、どんなものでも10%引き、20%引きといった差に徹底的にこだわりなさい。例えば、1年間で300万円使っていたとしたら、20年間での総額は6,000万円、10%引きで購入している習慣があれば600万円の資産、20%であれば1,200万円の資産ができる。」

なるほど。
たしかにその通りだとは思いますが、実践は難しそうだなという印象を私は持ちました。
もう一方の成功者の説く、お金の貯め方は以下のようなものです。

「普段の少額の買い物をするときの小さな値引きは気にする必要はありません。しかし、気をつけなればならないのはたまにある大きな買い物です。例えば、新車を買うときに気軽に10万円、20万円のオプションをつける方がいますが、それだけのお金を貯めるのは大変なこと。大きな買い物をするときは気が大きくなっていますから、そうしたときほど慎重にならなければなりません。」

こちらの方のアドバイスの方が私には易しそうに感じました。
他にも細かいテクニックは色々あったのですが、少額の買い物に関するアドバイスに関して2人の意見は全く正反対です。
どちらのお金持ちの話を信用すれば良いのでしょうか?
ここに成績の伸ばし方のヒントがあります。

真の成功要因は「やり方」ではありません。
お2人が貯蓄に成功された理由は、「一貫して同じ行動を継続してきた」こと。
その積み重ねが普通の人との大きな差となったのです。

継続は力なり。
中途半端にあれをやってこれをやってでは、学力もお金もいつまでも貯まりません。
確実に積み上がっていくための自分に合った「やり方」を構築して継続する。
成績の伸ばし方もお金の貯め方も同じだと思った次第です。


この記事をシェアする