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Vol.135 2020謹賀新年

Vol.135 2020謹賀新年


2020年01月07日投稿
2020年01月07日更新



新年あけましておめでとうございます。

個別指導プラスジムは来月で開校から7年目を迎えます。
プラスジムブログも開設して3年が経過しましたが、こちらも順調に読者数が伸びており、多い月だと15万人以上(※UU数)の方に訪問していただいています。
学習塾のブログとしては桁違いの数字です。
みなさんのお役に立てる情報配信を心がけますので、2020年も個別指導プラスジムをどうぞよろしくお願いいたします。
毎年、年末に全生徒、全保護者様を対象にアンケートを実施させていただくのですが、「プラスジムをお選びいただいている理由」で最も多い回答は「講師」に関するものです。
学習塾にとって「良い先生がいる」というのは、レストランで言えば「料理が美味しい」というのと同じようなことであると私は考えてきましたが、そんな世の中でもなくなってきました。

昨年、難関資格である数学検定1級に9歳の少年が合格したことが話題となりましたが、その彼は動画サイトのYoutubeで勉強をしていたようです。
大学受験の最大手予備校の一つである東進ゼミナールはもともと映像授業ですし、近年だとAI教材を使った学習もどんどん広がってきています。
1997年、IBMが開発したAIが人間のチェスの名人を打ち負かしたことが話題になりましたが、それから20年が経った2017年に世界最高峰の囲碁棋士がAIに敗北しました。今後も様々な分野で人間からAIへの代替が進んでいくとされています。そして、「教育」という分野においてもその流れは例外ではありません。
実際、いくつかのAI教材は「ある条件下においては」人間の先生よりも生徒の成績を伸ばすようになってきています。有名なところでは、昨年、Z会グループや駿台に導入されることが決まったAtamaPlus(アタマプラス)さんの教材や、名物校長の教育改革で有名な千代田区の麹町中学校で導入されているQubenaといったような教材があります。
ほんの数年前、この塾を開校した頃であれば、珍品扱いされていたようなタブレット教材ですが、学校教員や学習塾の先生の間でも偏見は次第になくなってきているように感じています。「AIに仕事を奪われるかもしれないぞ!」と生徒に話していたら、まさか自分の仕事が奪われそうになっているわけです(笑)
2019年12月5日には、日本政府が2023年までにすべての公立の小中学校で「1人1台」のPCやタブレットを使えるようにする環境を実現するという政策を発表しました。公教育には教員不足という深刻な問題もありますし、そう遠くない未来に授業のかなりの部分が映像教材やAI教材に代替されていくことでしょう。

こんな時代にあって、個別指導プラスジムはどこを目指すのか?
その問いに回答させていただく前に、この先に待つ未来の問題意識を書きます。
色々な考え方があると思いますが、私は「映像」も「AI」も「教材がより進化したもの」、つまり「新しい道具である」という認識でしかありません。
同じ道具を全員に同じように使わせた場合、生徒の持つ条件(基礎知能や環境や学びに対する意識など)によってその成果は決まります。
その結果、一番考えられる問題は、学力階層のより一層の固定化、学力格差の助長。
つまり、成績の逆転現象が今以上に起こりにくくなるのではないか、という懸念を持っています。
逆転現象が起きにくくなることの問題は、「あきらめ」ムードが蔓延し、社会の活力が低下していくことです。

知ることの楽しさを教えてくれる存在、こんな大人になりたいという憧れ、悩みに共感してくれる人がいる安心感、叱ってくれる人がもたらす緊張感・・・
心の深い部分で人間同士がつながることで、人はその才能を開花させることができます。
どんな時代にあっても、人の生き方を大きく変えることができるのは人だけだと私は思います。
それが良い方向であっても、悪い方向であっても。
それなら友人でも良いのでは?
たしかにその通り。
しかし、中学生や高校生が自分よりもはるかに人生経験が豊富な友人とどこでどのようにして出会うのでしょうか?

人と人との関わりを最も大切にし、人と人が起こす化学反応によって、たくさんの喜怒哀楽のドラマを生み出せる学習塾。

-あの教室にいけば運命の先生と会える、わたしの人生が変わるかもしれない-

生徒にとっても、講師にとっても、そして私たちを支えてくださる保護者様にとっても。
そんな学習塾を目指して2020年もがんばります。
今年1年もどうぞよろしくお願いします。

※UU数 その期間、ホームページを訪問してくださった方の累計人数(再訪問はカウントせず)