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Vol.180 困難への挑戦

Vol.180 困難への挑戦



2020年11月17日投稿
2020年11月17日更新



劇場版『鬼滅の刃』を観てきました。
たくさんの中学生や高校生が観ているものなので、、というのが映画館に足を運んだ理由でしたが、大人の私も存分に楽しむことができました。
『鬼滅の刃』とは、舞台は大正時代、家族を鬼に殺された心優しい少年の炭治郎が、人間を鬼から守るための組織に入り、強くたくましく成長していく物語です。
観ていて思ったのは登場キャラクターの背景となるストーリーをとても丁寧に練りこんで作られている作品なのだということ。
そのため、一人ひとりのキャラが人間的で非常に魅力的です。
感情移入しやすい作品だと思いました。
アニメ・映画評論家ではありませんので、この先は教育的な観点から感想を述べていきます。
テーマは「困難への挑戦」。

不安の先にしか感動はない
敵である鬼がとにかく強い。
敵が弱ければ、観客が不安になることはありません。
強い不安の中だからこそ、登場人物の力強い言葉が胸に刺さります。
煉獄さんという主人公の成長支援者に相当する人物が登場し、彼が強敵と戦う最中の発言が、作中の一つのハイライトになっているのですが、これが弱い敵であれば感動はないでしょう。
感動は、人を動かす原動力となり、感動の前段階には不安があります
「不安と向き合って困難に立ち向かう経験」の中に感動があり、その感動が次の挑戦の原動力になります。私は豊かな人生=感動の多い人生だと考えているので、受験勉強を通じて生徒たちにこうした体験を提供したいと考えています。
そのようにして心の体験値を増やすと、色々なことの「意味」が肌感覚でわかるようになります。

Vol.092 受験の重要性を子どもが理解できない理由

敵に勝つか負けるかよりも自分に勝つか負けるか
この作品では、敵に対する勝利が絶対的な善として描かれてはいません。
主人公たちは(敵に対しては)勝つこともあれば負けることもある。
戦いの中で描かれているのは、それぞれの登場人物の心的な葛藤や決意。
屈強な肉体よりも、精神面の強さをより尊いものとして描かれています。
困難な状況の中で突破口を開く人物は、自分に決して負けないのです。
やり切っているから、戦いが終わった後の表情もすがすがしい。
やり切っているから、力が足りなかったことを素直に自覚できた人物からは猛烈な反省が生まれ、その先の修行により一層励むようになります
見苦しい言い訳をしている人はいません。
受験もまったく同じだと思います。

Vol.042 受験は「試合」なのか?「勝負」なのか?

背景が人を強くする
決してあきらめずに強敵に立ち向かう登場人物たちですが、その強さには理由があります。
最初から強いわけではないのです。
その強さの背景となる事情が劇中では明かされていきます。
つくづく、人はどれだけのものを背負って生きているかだなと思います。
ひと言でいえば、折れない人には「信念」があるのです。
信じているものがある人はそう簡単に心が折れません
生徒たちの背景を少しでも強くしてあげられるように、塾として出来ることは何でもやります。

Vol.043 信じるものは救われる

今年も受験校を決める時期が近づいてきました。
易きに流れないでほしいなと。
最後の最後まであきらめず粘り強く戦い抜いて欲しいなと。
迷ったときは、必ず厳しい方の道を選んでください
芸術家の岡本太郎氏は「迷ったら危険な道を選べ」と言いました。
絶対にそちらが正解の道なのです。
理由は方程式にするとすぐにわかります。
Aが困難な道、Bが安全な道で、悩んでいるということは、両辺は等しくバランスしています。

(Aを選びたい思い)-(不安)=(Bを選びたい思い)

不安の理由は、大変さとか上手くいかなかった場合のこととか様々です。
しかし、「思い」がより強いのは、明らかにAの選択肢です。
(→不安というネガティブ要因があるにも関わらず、Bと迷っているから)
心の本音は間違いなくそちらにあるのです。
特に、プラスジムの受験生に対しては日々の勉強を手厚くケアする環境があるのですから、後悔のない選択をしてもらいたいと願うばかりです。


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