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Vol.199 上を目指せ

Vol.199 上を目指せ



2021年03月30日投稿
2021年03月30日更新



高校、大学、就職・・と4月から新しい環境でがんばることになる人も多いと思います。
そうした人に、ひと言だけ伝えられるなら、その環境で「上を目指せ」と伝えたいです。

仕事でも勉強でも、上手くいかない人の共通点は物事が「見えていない」ことです。
視野が狭く、中長期的な視点で物事を考える事が出来ていないのです。
根本的な原因は、考えるための情報が不足していることにあります。
考えるための情報は大きく分けると2つ。
学ぶことで知る情報の「知識」と、体験することで得る情報の「経験」です。
まずはこれらを増やさないことには、自分が何をなすべきかの方針がいつまでも見えてきません。
大学選びで考えてみましょう。
例えば、工学系の学部で何かを学びたいと漠然と考えていたとします。
そこでどんな情報が必要になるのか、考えてみます。

・そもそもどこにどんな大学があるのか? 
・大学のレベルは? 
・出願要件や出願方法は?

ただ進学するだけで良いのなら、これだけで受験は出来てしまいます。
しかし、本当に良い進学をしたいのであれば、これでは情報不足です。
さらに深く考えるためには、例えば、

1.その大学の工学部は他大学の工学部と何が違うのか?
2.合格実現可能性はどの程度あるのか?
3.そもそも、将来の仕事から逆算して考えたときに工学部に進学すべきなのか?

といったようなことを考える必要性が出てきます。
1について知りたければ、大学の授業内容を他大学と比較検討する必要性が出てきます。大学に入学してからも数学や物理を学ぶことになりますが、そうした科目について、ある程度の「知識」がなければシラバス(講義要項)を理解することすら出来ません。
2は模試を受験して「合格判定60%が出た」とかそうしたレベルの話ではないです。例えば、高校1年生の段階で、入試で求められるレベルと自分の実力の差のおおよその見積もりに始まり、自学自習だけでそれは達成可能なのか、塾や予備校で何かを補ってもらうとすれば補ってもらうべきはどこなのか、といったことまで総合的に比較検討できる力があるかないかです。これが出来るようになるためには、通常は過去の「経験」のデータベースが必要です。
3については自分が憧れている業界において、求められている人材像や専門知識、その業界の中長期的なトレンドや解決が求められている課題、その課題解決のために必要な専門知識などが考えられます。そのイメージがあれば、大学での学びが有意義な時間になることはここであらためて述べるまでもないかと思います。
さっと挙げてみただけですが、あると望ましい情報はこのようにいくらでも出てきます。
ここで重要な前提を一つ。
必要な情報を「意思決定の期限」までに集めきることはどんな場合においても不可能です。
「意思決定の期限」とは大学の場合であれば、出願日のことです(あるいは入学手続きの日)。
それでも、情報はないよりはあるに越したことはありません。期限までに、どれだけ良質な情報を集められたかで人生の勝負は決まると言っても過言ではないくらいです。
では、どうやってその「情報」を集めれば良いのか、どこにその良質な「情報」はあるのか。
方針は簡単です。
出来るだけ、高いところに登ればいいのです。

高いところから見る景色

新しい環境で一番良くないのが、「とりあえずの様子見」です。
あれやこれやと考えて足を止めず、まずは一直線に山頂を目指してください。
そうすれば、自然とその先の道は拓けてきます。


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