Vol.276 通う意味のある塾
2022年09月27日更新
高校受験生の説明会シーズンが近づいてきました。
今年は10月16日(日)と11月27日(日)の2回に分けて開催予定です。
説明会を開催するようになってから、早7年。
現在、プラスジムで最も多いのは、成績中間層(平均レベル)の生徒です。
そう言うと誤解されがちな点なのですが、模試偏差値60以上、あるいは定期試験で合計点が400点を超える成績上位層の指導が苦手なわけではありません。こうした上位層はさらに高い確率で成績を伸ばし、志望校に合格もさせています。過去2年間において、偏差値60以上の都立高校に限定した合格率は9割を超えています。
しかし、こうした成果※は地域の優良塾であれば、似たような結果になっているはずです。
(※うちとは生徒数規模が違いますから、同じ成果でも同じレベルとは考えておりません)
こうした塾の代表格として最近、個人的に注目しているのは三鷹にある「学志舎」さんです。
難関校に多数の合格者を輩出されており、素晴らしい塾なのだと思います。
東京都内に展開されている大手の塾でそこまでの実績を出せていてすごいなと思う塾は残念ながらありません。しかし、他府県に目を向けると、お隣の神奈川県を代表する学習塾である「STEP」さんの合格実績は圧倒的であると感じています。個人塾規模ではなく、あれだけの教室数を展開して、それを実現されている教務力は圧巻のひと言です。
こうした塾に対して、すごいなとは思いますし、同業者として尊敬してもいますが、プラスジムが負けているとかそういう風に思ったことは一度もありません。
なぜなら、同じ受験という戦場にありながらも、競争軸がまったく違うからです。
プラスジムの独自性は、生徒の実力をほぼ100%(※99.1%)、しかも多くの場合において劇的に(※59.3%の生徒が偏差値10以上UP)押し上げてきた点にあります。
ただ、これはあくまでも結果です。
真の狙いは、受験勉強を通じて、勉強することの楽しさや意義を見出してもらいたい、自分の人生を学びによって切り拓いていく力を育てたいという「想い」でやってきています。
それを「勉強力を鍛える」という言葉で表現しています。
三鷹には「探求学舎」さんという全国的に有名な学習塾もあります。
ホームページには「驚きと感動の種をまく」とありますが、学ぶことそのものの興味関心を喚起することを目的に、主に小学生を対象とした授業を展開されている塾です。
個人的には、プラスジムのやろうとしてきたことに近いのはこちらの学習塾だと思います。
「探求学舎」さんは受験とはまったく違う道を切り拓かれましたが、私たちは受験を上手く利用して、生徒たちに学ぶことの楽しさや意義を教えることができないかと試行錯誤をしてきました。
色々な塾がありますが、評判の良い塾はそれぞれに「通う意味」がしっかりとあり、その地域で唯一無二の存在となっている学習塾ばかりです。
塾を創ったときに、他の塾が上手くできていることを真似するだけの塾なら、自分が塾経営をやる意味なんてまったくないと思いましたが、今もその考えに変わりはありません。
そんな塾を目指し、何をしてきたのかを、包み隠さずにお伝えしているのが冒頭の説明会です。
現中学2年生の保護者様にとって、子どもの現状を打破するヒントが得られる内容となっておりますので、ぜひご近所お誘いあわせの上、ご参加ください。
※過去3年間のデータの合計値です