【都立過去問】実はサイトから無料でダウンロードできる!各都立高校のDLページをまとめて紹介
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【都立過去問】実はサイトから無料でダウンロードできる!各都立高校のDLページをまとめて紹介



2018年09月20日投稿
2023年10月18日更新


ひと通り受験勉強をしたあとに取り組むものと言えば、そう過去入試問題集ですね。

どんな問題集も過去入試問題集に勝るものはありません。
形式を知るためにも、まずは少し早めに準備しておくことをおススメ(※)します。
(※個別指導プラスジムでは過去問題集は毎年12月~2月に定期的に実施日を設けて取り組んでおり、こちらの案内があるまでは中身も見ないように伝えています。ただし、それは学校ごとの特色や傾向を塾側が理解しているからです。通塾せずに受験しようと考えている人は、ぜひ第一志望校が決まればなるべく早く一度中身を見て、今後の勉強の方針を立てるべきでしょう。)

現在、東京都立入試問題は、大きく分けて2種類(共通問題:主にマークシート方式、自校作成問題:学校独自問題、主に記述方式)あります。
大半の都立高校の入試問題は共通になっていますが、一部の高校は各々が作成する入試問題になっているということですね。

特に自校作成校の受験を考えている場合、演習量を増やすために傾向の似ている自校作成校の問題を解く人も多いです。
しかし、過去問題集を1つ1つ買うのはなかなか大変。
もっと気軽に試しに解いてみたい!と思うこともきっとあることでしょう。

実は、各学校過去入試問題は学校の公式ウェブサイト上に公開されていることを知っていましたか?

本記事では、そんな各都立高校の入試問題がダウンロードできるページを掲載しています。
使用するときにはいくつか注意点はありますが、気軽に試せるのは嬉しいですね。

気に入った学校の過去問題集は、ぜひ書籍として購入してください。


ウェブサイトからDLする際の注意点

気軽に過去問題を見ることができるのは嬉しいことなのですが、書籍として購入したときと比べての注意点もあります。

  1. ◆解答は略解しか載っていない
    皆さんが普段使っている問題集には途中式や解説など詳細な答えがついていることが多いですよね?ウェブサイトからダウンロードできる解答は答えだけのものが多いです。自校作成問題は高難易度の問題も多いため、注意が必要です。
  2. ◆著作権のため問題が載っていないこともある
    国語の問題には著作権が設定されています。作者の許可が得られない文章は掲載がされていないこともあります。ちなみに書籍としての過去問題集でも同様の可能性があります。
  3. ◆理科と社会は掲載がない
    実は、理科と社会はどの都立高校を受けてもすべて共通問題。よって掲載は英国数のみです。
  4. ◆英語のリスニング問題も掲載がない
    実は英語もリスニングだけはすべて共通問題。理科社会と同様に掲載していない学校も多いです。
  5. ◆学校によって掲載年数も不統一
    少ないところだと3年分、多いところだと10年以上と掲載されている年数にはばらつきがあります。

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過去問掲載場所


01都立共通問題


    POINT

  1. 6年分の一般入試過去問題が掲載
  2. 後期募集の問題も3年分掲載
  3. 過去の推薦入試で出題された面接内容なども11年分掲載
  4. 答えは略解のみだが、本番のマークシート用紙や採点のポイントなどもあり


02自校作成校①進学指導重点校グループ


03自校作成校②進学重視型単位制高校グループ


    POINT

  1. 学校ごとに掲載している年度数が異なる。多いところだと10年分以上も掲載
  2. 本番で使用された問題用紙や解答用紙がそのまま掲載されている学校もある
  3. 平均点や倍率など役に立つ情報が掲載されていることも



東京都立入試の歴史を紐解くと、2013年度までは現在のような各学校が独自の問題を作成する方式(自校作成)だったのですが、2014年度から上記グループごとに学力検査問題をグループで共同作成する方式(グループ作成)に変更され、2018年度からまた自校作成方式に戻っています。

グループ作成問題時代は一部同じ問題が使用されていたため、過去問を解いていると「同じ問題だ!」となることがありますが、それはこういった事情があったわけです。

ちなみに推薦入試で出された問題(集団討論、小論文・作文、実技検査)については、東京都教育委員会ウェブサイトにも一覧が毎年載っています。
しかしながら省略されているものも多く参考にならない学校もあります。
なるべく各学校のウェブサイトに確認しに行きましょう。


04その他独自問題をを使用している高校


    POINT

  1. 都立国際高校は英語のみ独自問題を使用
  2. リスニングも自校作成
  3. リスニング音声やスクリプト(台本)もウェブサイトで公開



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