第36回 受験まであと2か月。都立英語で押さえるべきポイントは?
2021年12月15日更新
1700語。2021年度の都立入試英語(共通問題)大問2~4(長文)で出てきた単語数の合計です。
全国的にも出題される文章が長いことが特徴で、50分の試験時間内にリスニングを除くと大問を3つ読むことになります。
今回はそんな都立入試英語についてお伝えしていきます。
都立英語について
<全体傾向>
まずは都立入試英語(共通問題)の基本的な情報から。
近年、出題傾向はおおむね変わっておらず、大問1~4で構成(※)されています。
大問1 : リスニング(20点)
大問2 : 読解総合(24点)
大問3 : 対話文読解(28点)
大問4 : 物語文読解(28点)
リスニングを除くと全大問が文章読解をベースに作られており、1700~1800単語を読む必要があることが特徴です。
※)現中学2年生(2023年度入試)からは
されます。<ポイント>
都立英語の抑えるべきポイントは得点分布と正答率をみるとわかりやすいです。
こちらは令和3年度(2021年度)の入試結果。
参照:
①正規分布(きれいな山形の分布図)ではなく、30点台から80点台まで広く得点が分散している
②突出して難しい問題はなく、各大問正答率はおおよそ50%前後になっている
ことがそれぞれの図からわかりますね。
ここから読み取れることは、都立英語は1問1問は決して難しくないが、限られた時間の中でテキパキと効率よく、いかに正確に読み解けるかが結果を左右するということ。
安定して高得点を取るためには、定期試験レベルの英語力では足りません。
都立英語の問題傾向をしっかり理解したうえで演習を重ねておくことが重要なのです。
プラスジムの英語対策は?
プラスジムでは12月からは
をはじめ各科目、実際の入試問題に即した実戦問題が授業の中心になります。そんな中、今年も英単語道場と英文道場が始まりました。
どちらもいまの都立高校受験生が抱えている、英語に関する問題意識に応えるための授業。
当日1問でも多く点を取るための実践授業です。
(各企画の意図や詳細は を参考ください)
令和4年度の都立一般入試までの時間(2022年2月21日朝9:00)を下に表示しています。
記事公開時点(12/15)ではあと68日。
今、どの科目のどの部分をどの教材を使って勉強することが正しいのか。
自分に問いかけながら、一日一日を大切にしてください。
2021年も残すところあと2週間となりました!
今年の受験コース通信もあと2回。次回からは年末に実施するメインイベント「冬合宿」の情報をお伝えしていきます!
次回もお楽しみに。