「時代に負けない人材を育成する」
そのような理念とともに、2013年2月、杉並区久我山に「プラスジム」を開校しました。
当時の日本社会の展望は決して明るいものではありませんでした。
この塾を開校した頃は「失われた20年」と言われていましたが、そこからの10年で状況は改善したと言えるでしょうか。
良くなったか悪くなったかで言えば、「悪くなった」と回答される方が大半なのではないかと思います。
悲観的に予想するならば、これもまだ序の口、「少子高齢化」という構造的な問題を抱えたこの国の未来にはまだたくさんの不安要素があります。

大切なお子さまが生まれたばかりの頃を思い出してみてください。
どんな大人になって欲しいと思いましたか？
自分の子どもに、どんな人生を生きて欲しいと願われましたか？
定期試験で良い点数を取ることですか？進学校や名門大学に合格することですか？
きっと違いますよね。
これから先、どんな厳しい時代を生きることになったとしても、「この子に幸せになって欲しい」親であれば、誰もがそのように願ったのではないかと思うのです。
そして、その「想い」にきちんとこたえられる塾を創りたいと思いました。

例えば、「合格だけを目的にして受験勉強をさせる」のような間違った勉強をさせない限り、子どもたちは勉強を通じて鍛えられ、多少の困難や環境の変化に負けない人間に成長していきます。それがプラスジムにおける勉強の目的です。
定期試験や受験は子どもたちの可能性を引き出すためのきっかけにすぎません。
成功も失敗もたくさんの経験を積み、これからの時代を幸せに生き抜いていけるだけの「強さ」を手にしていただくこと。
それが私たちの目指す教育です。