
【高校受験生インタビュー】小金井緑中学 R.Iさん
2025年4月22日更新
2025年度入試も多くの生徒が素晴らしい結果を残してくれました。
今回は、三鷹教室より小金井緑中学出身のR.Iさんにインタビューを行いました。
この春、第一志望である都立国立高校に進学します。
スキマ時間の使い方や考え方に成績向上のヒントが隠されていました。ぜひご覧ください。
R.Iさん×北村先生×桐山先生
受験生活を振り返って
神宮先生(以下、じ):国立高校、合格おめでとうございます!
北村先生(以下、北):合格おめでとうございます!
桐山先生(以下、桐):合格おめでとうございます!
R.Iさん(以下、R):ありがとうございます!
じ:憧れの国立高校合格、本当に素晴らしいです。最初に受験を振り返ってみての感想を教えてください。
R:えぇっと、朝起きるのが辛かったなって(笑)
桐:朝寒いのに頑張ったね。
R:はい、頑張っていました。12月からは毎朝6時半に起きて、7時半まで勉強する。そういうルーティーンを作っていました。
じ:すごいですね!誰かに言われてそうしたの?
北:どっちかっていうと自発的じゃない? 朝勉強しなきゃってムードを友達と作り上げていったよね。
桐:Rちゃんは背中でみんなを引っ張ってってくれたよね。
R:そうですかね(笑)でもみんなで頑張っている感じが支えになりました。
部活とクラブチームと勉強の両立
じ:この一年大変だったなって感じたことはありますか?
R:うーん、中学の部活ではバレー、外部でサッカーチームに入っていて時間がなかったことです。
桐:そんな忙しいRちゃんのエピソードで今でも覚えているのがあって。塾まで自転車できているんだけど、その途中に信号機があって、その信号待ちの間に単語帳を見たりしていて。そういう限られたスキマ時間の使い方が抜群に上手でしたね。
R:そう抜群に!(笑)
じ:それは桐山先生からそうするように言われたの?
R:あんまり覚えてない(笑)。なんか自然とやるようになっていたと思う。
北:それはすごいや。
北:あとRちゃんって大変な中でも常に前向きなのはいいなと思っていましたね。受験の前とかで重苦しくなりそうな中でもニコニコしていて、いい空気を作ってくれました。
じ:いつも笑顔なイメージです。この前先生が三鷹教室で話をした時も一番前で目を輝かせて聞いてくれて。
R:そうでしたか?(笑)
じ:そうですよ。もうそれが素なんだよね。とっても素敵です。
「天才」より「秀才」
じ:先生に言われた言葉で印象的な言葉はありますか?
R:はい。北村先生が話してくれた「秀才は天才に勝つ」って言葉です。
北:あれは合宿のときだったよね。
R:最初は「天才ってかっこいい!」って憧れてたんですけど(笑) でも秀才を目指そうってなりました。
じ:凄く面白そうな話!詳しく教えてください。
北:一定数、勉強しなくてもできちゃう天才がいて。
でもそういう天才達は、何か本当に困難な壁にぶち当たった時に、努力をする術を知らないから大きく失敗する可能性があるよね、と。
でもここにいる生徒達は、いい意味で天才ではないと思っていて。愚直に頑張って努力を極め続けて、そうして目的達成するようなタイプの秀才たち。そしてその秀才たちは最後には天才たちに勝つって、そんなこと話しました。
R:北村先生にその話を聞かされて、天才じゃなくても合格できるかもなーって。秀才目指そうって。
北:天才って、たまに止まってしまうけど、秀才はずっと動き続けられるからね。
R:かっこいい!天才もかっこいいけど、秀才もかっこいい!
勉強のモチベーション
北:やっぱりRちゃんって負けず嫌いなところがあるよね?
R:はい、負けたくないって気持ちは強いです。
北:勉強、手を抜こうと考えたことはなかった?今日はやめようかな、とか。
R:いやぁ、ないですね。やらなかったら宿題が終わらなくなるから。
桐:誰かに負けたくなかったっていうか、自分が立てた計画をやりきれない方が心残りになるのかな?
R:うーん、、休んでいる時間はないと思っていました。
桐:すごいなぁ、、!
R:不安はあったかも。
桐:こんだけやったんだっていう思いで不安を取り除きたかったんだ。
R:そう。あと早くに引退しちゃったから。受かって来てねって言われたから(笑)
じ:それは合格しないといけないね(笑)
桐:正直最初は国立は難しいだろうなって位置だったよね?
R:たぶん。
桐:でも毎回のクラス会の点数がやっぱり、8割を切ったことがなかったので、それでいけるかもって雰囲気に段々となっていったよね。
R:多分初回以外は全部90点以上だった。
じ:そこもやっぱりやらないと落ちちゃうっていう不安があったのかな?
R:普通に低い点数を取ったらバカにされるから。誰もバカにしないと思うけど、そこはプライドが許さなかったというか。
桐:なるほどね。じゃぁ逆にこれまでにプライドがポキッて折れたような、そういう経験はあったりする?
R:あります(笑)。中3のとき、社会のプリントを2週間かけて覚えたんですけど…、西高に行く友達は、前日に覚えただけなのに、私より点数が高かったんです。
桐:なるほど、それはショックだったね。
R:ショックだった。悔しいなって。でも今回のテストで勝った(笑)
桐:ちょっと意識してたんじゃないの?(笑) 反骨心の強さがRちゃんの強みだね。
プラスジムの良いところを教えてください
じ:Rちゃんが考える、プラスジムのいいところを教えてください。
R:一つは「自分で計画を立てる」ことが上手くなることだと思います。
じ:大事な力だね。
R:一週間やる事を決めて、そこから自分で決めるから、前に比べて計画を立てる力は身についたと思う。
北:予定表が出来たら見せてくれるよね。できたよって(笑)
R:自慢したい(笑) 最近も春休みの課題、全部自分で予定表を組んでやっていました。
桐:勉強の習慣が身についたよね。勉強が遊びというか趣味みたいな感じに染みついたのはやっぱ強かったなと。
R:1月ぐらいからは塾の友達とダッシュで帰る様になって。ダッシュで帰って21時45分。そこからダッシュでご飯食べてお風呂入って、そこから23時15分くらいまで勉強して寝て、6時半に起きて、みたいな生活していた。
じ:すごいね。本当にこう、お互いにお互いを高め合っていたというか。
桐:じゃれ合いじゃなくてね。
R:塾も16時半に来るようにしてて。サッカーは水金にあって、水曜日は大丈夫だけど金曜日は六時間授業だから16時半はほぼ間に合わなくて。
じ:うん。
R:だから朝サッカーの準備をして家を出て、帰ってきたら、水筒だけ入れてすぐに家を出れば間に合うんです。
じ:なるほど、本当にすごいね。
桐:嬉しそうな顔(笑)
後輩へのメッセージをお願いします
桐:自分の方からは最後に、これから受験する後輩たちへのメッセージをお願いしたいかな。
R:やっぱり「塾を信じてコツコツやること」が大事、と伝えたいです。
桐:本当にそうだよね。コツコツは大事だよね。
R:三年生の時は少し不安もあって。理社ばっかりやってるし、過去問も全然しないし。大丈夫かなって。
北:大丈夫だったろう?
R:大丈夫でした(笑) 塾を信じて。お母さんもめっちゃ塾を信じてたから。あの塾は大丈夫だって。
桐:ありがたい言葉です(涙)
北:保護者の方もこれ見て安心されると思う。
R:うちの母もブログ全部読んでるので、たぶん今日も読んでくれると思います(笑)
桐:じゃあぜひお母さんにもよろしくお伝えください!
最後に先生方から一言
桐:二年生から体調を崩すことなく、基本を積み重ねてきたこと。それが驚異的な結果につながったと思う。そして塾の歴史にも残るような大きな結果を残してくれたことに、本当に感謝です。
R:熱い(笑)。なんか照れますね(笑)
北:僕の方からは、、せっかくね、憧れていた高校に受かったわけだから。そこで終わりにするんでなくて、高校行ってからも頑張ってほしいなって。
じ:そうですね。
北:高校の勉強も大丈夫だと思うけど、多分大丈夫だと思うけど、でもちょっとの差で結果が大きく変わってくるから。
R:うん。
北:今のまま行ってもそれなりのところには着地すると思う。でも今の傾きを少しでも上げてスタートできれば、3年間での伸び幅は全然違ってくる。
R:今?
北:うん今。だって傾きが大きければ高い所行けるでしょ?でもスタートから大きければ、3年後はとんでもなく高いところに行けるでしょ?おっけー?
R:うん、おっけー!
北:高校生になっても継続して頑張れるようにね。高校だと急に友達から「帰りにどこどこ行こうよ」って言われたりもするからね。
R:確かに。
北:それで帰りが遅くなって予定していた勉強ができなくなることもあるから、無理のない範囲で断るか、それでも問題がないように、先に勉強を進めておくことが大切です。
R:進めておけば安心感が違いますね。
北:そう。そういう風に高校生らしい予定のやりくりの仕方を身につけると安心かなと思う。
じ:高校生活もこれからが本当に楽しみですね。皆さんお忙しいところありがとうございました。
桐:ありがとうございました!
北:ありがとうございました!
R:ありがとうございました!