
【高校受験生インタビュー】宮前中学 A.Fくん
2026年5月28日更新
2026年度入試も沢山の生徒が素晴らしい結果を残してくれました。
今回は久我山教室より宮前中学出身のA.Fくんにインタビューを行いました。
この春、第一志望である都立新宿高校に進学します。
この一年で大きな飛躍を遂げたAくん。その飛躍の裏には、伸びる生徒に共通する確かな考え方がありました。ぜひご覧ください。
A.Fくん×永井先生

「夏の10時間」と「平日の4時間」
永井先生(以下、永):この1年を振り返ってみて、受験勉強はどうでしたか?
A.Fくん(以下、A):勉強が辛くて辞めたいと思うようなこともなくて、終わってみれば楽しい1年でした。僕の性格もあるとは思うんですけど、そう感じさせないくらい先生たちのサポートが手厚かったからだと思います。
永:確かに、途中で心が折れるようなことはなかったよね。全体的に見ても、かなり順調に進んでいた印象があります。過去問の点数がドカンと跳ねた時期もあったし。
A:そうですね。そのあとは流石に落ちたけど、全体的に見たらすごく上手くいったなと感じています。その要因として、やっぱり夏休みに毎日10時間勉強した経験が大きかった気がしますね。
永:夏休みが始まったばかりの頃はどうだった?
A:最初は本当に死ぬかと思いました(笑)。「本当に10時間も勉強できるんだろうか」って不安で。でも、気がついたら毎日10時間勉強出来ていて、自分でもびっくりしました。ただ、今になって振り返ると、もし自校作成校を目指すなら、もっと内容を詰めてやればよかったなという反省もあります。10時間勉強すること自体が目的になってしまって、少し内容が薄かった時間もあった気がするので。
永:なるほどね。自分でそこまでの改善案が思いつくのは本当にすごいと思うよ。
A:いや、でもまずは「10時間をやりきる」という経験自体が大事だったんだと思います。あと、夏休みが終わったあとの平日の4時間も同じくらい重要でした。ただダラダラと机に向かうのではなく、集中して、今の自分に何が足りなくて、次は何をするべきなのかをちゃんと考えること。それを自分で考えた上で、先生に質問しに行く。そういう主体的な姿勢がなかったら、絶対にここまで上手くいかなかったと思います。
勝負を分けた「理社の早期完成」
永:受験を成功させた一番の要因を挙げるなら、何だと思う?
A:やっぱり、理科と社会を早い段階で終わらせたことじゃないですかね。僕の場合、なぜか12月末くらいに急に理社がめちゃくちゃ出来るようになったんです。勉強のやり方自体はそんなに変えていなかったので、それまでの蓄積が爆発したんだと思います。だからこそ、理社が年内に終わらないスケジュールだと、後半の精神的なキツさは相当なものになるなと感じました。
永:本当にその通りだね。理社に関しては、どれくらいの意識で取り組むのが理想だと思う?
A:気持ちとしては、夏休み中に理社を完璧にするくらいの勢いじゃないと、後から苦しくなると思います。
永:そうだね。夏休みのうちに知識の土台を固めておいて、「自分は理社で確実に点数が取れるんだ」というビジョンを早い段階で持てるかどうか。これはかなり重要だよね。
A:そうなんです。やっぱり国語・数学・英語の3教科はすぐには伸びないし、問題自体も難しいじゃないですか。だからこそ、後半に国数英の対策へいかに集中できるか。そのためには、夏に理社をどれだけやったかが、あとになって効いてくるんだと思います。

永:理社が安定しているからこそ、難しい3教科に集中することが出来るからね。志望校を自校作成校に変えたのはいつ頃だっけ?
A:6月に自校作成問題の説明会というか、学校紹介に初めて行ったんです。その時に「こんなところで勉強したい!」って直感的に思って。もともとは学校の内申点がそこまで高くなかったので、自分が自校作成校に行くなんて考えてもみなかったし、絶対にいけないと思っていました。でも、よく調べてみたら「本気で頑張れば届くかもしれない」と思えて。実際にいろんな学校に足を運んで、自分のレベルの上も下もちゃんと見ておくことって、学校選びにおいて本当に大切だと思います。
永:自分の目で見て、直感でここに行きたいと思えたからこそ、その後のモチベーションと伸びしろに繋がったんだね。柔軟に、かつ戦略的に受験を捉えられていたと思う。
A:模試でずっと上向きのB判定をキープできていたのも、良いモチベーションでした。「ここから下がりたくない、なんならA判定に上げたい」って思えましたし。最初に少し無理をしてでも貯金を作っておくと、後が本当に楽になります。
受験を支えた睡眠と仲間の存在
永:他に、受験期を通じて意識していたことや、印象に残っていることはある?
A:みんなすごく辛そうにしているじゃないですか。僕、あれの大きな原因は「睡眠不足」だと思うんです。僕はたくさん寝ないと本当に死んじゃう人間なので、睡眠時間が7時間未満だったら絶対に集中力が持たないです。中学生は8時間は寝た方がいい。睡眠を削って塾での集中力が切れたらもったいなすぎます。
永:確かに、最後までエネルギーが切れることなく、元気に塾に来ていた印象がある。直前期の具体的な1日のスケジュールはどんな感じだったの?
A:塾から夜10時に帰宅したあと、ご飯を食べてお風呂に入って、寝る前の30分間で英語の音読やまとめノートの確認をしていました。11時半ぐらいに寝て、朝は6時半に起きる。これでしっかり7時間〜8時間は確保していました。受験期の最後は朝の1時間に数学や英語もやっていました。こんなにやらなくても伸びるかもしれないけど、いつ伸びるか分からない怖さがありますから。
永:体調管理も含めて、本当に自己管理が徹底していたよね。あと受け持っていた生徒達が、特に後半の3〜4ヶ月の雰囲気がすごく良かったなと感じていたんだけど、自分たちではどうだった?
A:それは僕もめちゃくちゃ感じていました。冬合宿で普段会わない三鷹教室のレベルの高い人たちに刺激をもらったのも大きかったですけど、何より普段の塾のメンバーが最高でした。お互いに高め合えるライバルというか仲間というか。
永:これまでの代だと、仲は良くても生徒同士でそこまでコミュニケーションを取る感じじゃなかったから。自分としてもすごく新鮮で良いなと思っていました。
A:本当に環境に恵まれました。「これやるよね?え、やるでしょ?」って煽り合いながら皆で頑張って。同じような志を持ったやつらが同じ環境に集まって、一緒に頑張れたからこそ、最後まで走りきれたんだと思います。
後輩たちにメッセージ
永:最後に、これから受験を迎える後輩たちに向けて、アドバイスやメッセージをお願いします。
A:先ほど話した「理社は早く完成させること」と「塾で集中しきれるようにしっかり睡眠をとること」以外だと、「まとめノートは早く作った方がいい」と伝えたいです。
永:いつ頃から作り始めたんだっけ?
A:僕は2学期の中間テストが終わった10月前くらいから本格的に作り始めました。間違えた問題をそのまま放置するのが一番もったいないです。ただ、僕は1冊のノートに全部まとめて見返す時に少し見づらくなってしまったので、理社は分けた方がいいと思います。これは本当に頭が整理されるので、夏休み明けからは絶対作った方がいいです。

永:塾の使い方の部分で、後輩にアドバイスはある?
A:一番言いたいのは、「塾を信じたもん勝ち」ということです。ただ、それは「言われたことだけをボーッとやる」という意味の受け身の姿勢ではありません。自分で「今の自分にはこれが足りないから、このテキストをやろう」と計画を立てた上で、塾のカリキュラムや先生たちの力をいかに上手く利用できるか。自発的にどんどん行動を起こせる人が、大事だと思います。
永:主体的に動きつつ、塾のノウハウを信じて吸収する。そのバランスが大切なんだね。
A:はい。あと「受験は人生で一回きりしかない」という言葉は自分の中で響いています。やりたいこととかなかった人間なので、ここで落ちたら今後の人生どうなんだ、っていうのはありました。この一回の受験で合否が決まる、その後が決まる、っていう思いもモチベーションになっていました。
永:素晴らしいですね。これを読んだ後輩たちにもきっと響くと思います。今日は本当にありがとうございました!
A:ありがとうございました!