第53回「受験コース修了保護者さまインタビューその2」
2022年04月13日更新
前回に続き、今回も都立受験コースに参加いただいた保護者さまに行ったインタビューを掲載させていただきます。
入塾当初のことや、お子様の受験生活などこの1年間を振り返っていただきました。
インタビュアーは塾長の原です。
Bさま
原:本日はよろしくお願いいたします。高校受験、お疲れさまでした!
早速ですが、受験期1年間を振り返ってみての感想をお聞かせいただいて構いませんか?
Bさま(以下:B):勉強とサッカーで1年間本当にあっという間でした。クラブチームに所属しており、週5日間練習、土日は試合、という大変ハードなスケジュールでした。ただ、家では意外にのんびりと暮らしていまして、おだやかに機嫌よくしていることが多かったです。
原:それはありがたいですね。ずっとそんな感じだったのですか?
B:模試や定期試験が思い通りにならなかったときに、少し不機嫌になることはたまにありましたけど、あまりなかったですね・・。
原:男の子だと、家の壁を破壊したみたいなお話を聞くこともあるのですが(笑)、そうしておだやかに勉強していてくれたのは何よりですね。サッカーで忙しくしていたのが、逆に良かったのかもしれないですね。
B:そう思います。彼にとってはサッカーをしていたことが、ストレス発散になっていたのではないでしょうか。
原:そうしたお話を聞くと、サッカーを続けながら受験勉強するのも悪くないのではないかという気もします。ただ、それを支えるお母様が大変ですよね(笑)どういった点が特に大変だったか、お聞かせいただいても構いませんか?
B:とにかくスケジュール管理です。塾に何度も授業日程変更のお願いをさせていただいて、本当に申し訳なかったなと思っております。次に体調管理ですかね・・。学校から帰ってきたら、何か食べさせてすぐサッカー、サッカーがない日は塾、といった感じで、とにかく休む時間がなかったです。それでも、慣れなのか、充実していたのか、本人は割とスッキリとした表情をしている日が多かったように思います。
原:授業日程変更の件はお気になさらないでください。充実されていたようで何よりです。この1年間のご本人をみて、成長したな、変わったなと感じた時期はありましたか?
B:実は今なんですよね。例えば、3月にやっていただいている「高校スタートダッシュ講座」も、普段は学校や塾からの配布物を自分からは出さないのに、真っ先に出してきて「これ申し込んで」みたいな感じで言ってきたり、「理系に強い大学ってどこがある?」と聞いてきたり、「高校に入ったら上位に入れるようにする」といったことを今は口にしています。親の感覚としては、ようやく色々なことがわかってきたのかなという感じがしています。
原:とても良いことですね!そういうことって実はよくあります。受験期は色々なことを言われ続けますから、反抗期も重なり、大人の意見を素直に聴き入れることができなかったりもするのかなと。ただ、その時期を過ぎると「やっぱりそうだよな」となって、言われてきたことが腹落ちするのかなと思ったりしています。特に男の子はそうです。
B:とにかく頑固で自分が納得しないとやらないんですよね、何事も。だから、プラスジムに入塾させるときも本当に大変でした(笑)
原:そもそも、この塾を知っていただいたきっかけってどのようなものだったのですか?
B:実は6つ上に姉がいまして、その当時、通っていらっしゃった姉の友人の保護者様から評判は聞いていて、プラスジムのことは知っていたんです。
原:そうだったんですね!その当時というとまだ「都立受験コース」もなかった頃です。
B:そのときに聞いていたのが、大手塾のカリキュラムについていくことを少ししんどいと感じていた子どもたちが、プラスジムに変わったら、一人ひとりをすごく丁寧に見てくれて、希望する学校に進学できた、みたいなお話だったんです。姉のときは間に合わなかったんですけど、その話が頭の片隅に残っていて、入塾を考えるきっかけになりました。塾には通っていたんですけど、その塾の勉強量では受験するには少し足りないし、サッカーとの両立もさせたかったので、それを実現できる環境としてプラスジムを選ばせていただきました。
原:説明会があって、その後に面談していただいてという流れで入塾を決めていただいたと思うんですけど、決め手となったようなことはありますか?
B:授業の振替をやっていただけるので、サッカーとの両立ができるというのが第一の理由です。集団塾だと、そもそも日程が合わない授業には参加できず、わからないことが出てきたときに、そのまま流されてしまうといったケースがあると思います。親としてそれは避けたいなという気持ちがありました。あと、一番大きいのは理社ですね。説明会で「理社を最初にやる」というお話を伺ったとき、「あ、それ!ずっと思ってた」と(笑)
原:えー!!そうなんですね。どうしてそのように思われたんですか?
B:姉の受験をしたときに、英数国の3教科は取れるんですけど、社会が最後まで苦手で、とても苦労したんです。大手では「間に合うから最後」みたいな感じで、おっしゃるんですけど、結局、社会は間に合わなくて・・。あの情報量を短期間で仕上げるって難しいですよね。
原:そうなんですよね。定期試験とは違いますから、ある程度早いうちから準備を進めておく必要があると私たちは考えています。そうした理社の対策や、サッカーとの両立のこと、塾に入る前にお母様が期待して下さっていたような点は、きちんと達成されましたか?
B:達成できましたし、それ以上に、やっぱり手厚いというか、一人ひとりを本当によく見て下さっているなと感じました。担当の先生の配置とかも工夫して考えて下さっているんだなと思うことが多くて、大変ありがたかったです。
原:嬉しいお言葉ありがとうございます!あとひとつ、サッカーのお話を聞かせていただきたいのですが、引退までの流れってどんな感じだったのですか?11月まででしたよね。
B:当初は9月10月までと言われていたんですけど、関東大会に出場できることになって、引退時期が伸びたんですね。チームには、受験だからとそこで引退した子もいます。でも、うちの子はやりたいって言ったので「ここまできたら、最後までやりきりな」と、腹を括りました。なので、11月までサッカーをしていたという感じです。いま振り返ってみて、それをやらせたのも良かったのかなと感じています。
原:絶対に良かったと思いますよ!プラスジムは圧倒的に「やらせるべき」派ですね。特にそうした生徒は瞬発力があることが多いので、直前期にもかなり伸ばせますし、我慢させたからと言って勉強するわけでもないんです。納得いくまでやらせた方がいいです。やめさせて後悔したというお話は聞くことがありますが、その逆はまず聞かないですから。ただ、我慢させた方がお母様の気持ちは楽なんですけどね・・。
不安にもなりますし、スケジュール管理なども含めて、ご苦労がたくさんあったのではないかと思います。あらためてこの1年間、本当にお疲れ様でした!
ご協力いただきましたお母様、ありがとうございました。