
【高校受験生インタビュー】立川第二中学 T.Kくん
2026年5月26日更新
2026年度入試も沢山の生徒が素晴らしい結果を残してくれました。
今回は三鷹教室より立川第二中学出身のT.Kくんにインタビューを行いました。
この春、第一志望である都立立川高校に進学します。
この一年を通して、学習面だけではなく意識面も大きく成長されました。その秘訣はどこにあったのか、ぜひご覧ください。
T.Kくん×河野先生

偏差値10アップの秘訣
河野先生(以下、河):5月の模試、結構良かったよね。自分の中ではどんな感触だった?
T.Kくん(以下、T): 特に手応えを意識したわけではなくて、普通に解けたなという感じでした。
河:そうだったんだ。実は模試結果を受けて、講師の間でざわついたんだよね。都立受験コースって「偏差値10アップ」を掲げているじゃん?5月の偏差値が61だったから偏差値71に上げないといけないのか!って(笑)。でも、見事に達成してくれた。達成できた要因については、どう分析してる?
T:毎日の”CTテスト”含めて、暗記を頑張ったことだと思います。
河:確かにそうだったね。”YYYテスト”も含めて、スタートダッシュがとにかく早かったよね。
T:暗記系がなんだか面白くなってしまって、一気に全部やっちゃったんですよ。電車の中でもずっと歴史の単語帳を見ていました。
河:最初の方は絶対にやってねとは伝えていなかったと思うけど、自主的にやっていたの?
T:そうなんです。でもそのおかげで早い段階で基礎が固まりました。
河:そこで強固な土台を固められたからこそ、偏差値10アップという高い壁をクリアできたんだよね。
T:今思えば、まさにその通りだと思います。
限界を乗り越えた夏合宿
河:怒涛の夏合宿はどうだった?
T:正直、かなり大変でした。合宿直後の8月31日にVもぎが控えていたじゃないですか。それに向けた大詰めという感じで、体力的にも精神的にも結構疲れていました。
河:それでも、一応は夏合宿を楽しめた?
T:はい、すごく楽しめました!
河:割とみんなでドタバタと盛り上がっていたもんね(笑)。プラスジムの合宿は熱量がすごいから。
T:席に座って授業を聞くだけって訳じゃなくて、色々なアクティビティやグループワークも盛りだくさんでしたからね。あと、久我山教室の人たちともたくさん話せたのが良かったです。切磋琢磨できる新しい仲間ができたような感覚でした。
河:そうだよね。やっぱりみんながいるからこそ乗り切れるってことはあると思う。正直、あの長時間を一人だけで勉強し続けるのは絶対に無理じゃない?
T:無理です、絶対に無理ですね(笑)。

河:周りに仲間がいるからこそグループワークも成立するし、お互いに刺激し合える。僕自身、生徒の時は別の塾に行っていた身だから、こういうプラスジムの環境は本当に羨ましいなと感じるよ。
T:楽しかったですよ。夜遅くまで友達と一緒に同じ目標に向かって過ごすという体験自体に、ちょっとした非日常感があってワクワクしました。
河:なるほどね。そこできつい勉強の合間に上手くエネルギーを発散しつつ、みんなで一体となって乗り越えた。そのパワーが、結果的に偏差値10アップという成果に直結したんだね。
T:本当にそんな感じの夏でした。
雑さを解消したKSKノート
河:夏が明けていよいよ担当制が始まって、いろんなドラマがあったわけだけど、それを語る上で絶対に外せないのが、あの”KSKノート(※)”だよね。
※毎週の宿題。担当講師が生徒の学習状況を見極め、特定の科目や教材に縛られることなく総合的に出題します。
T:ああ、あれですね(笑)。そもそも僕は、”KSKノート”をただのメモ帳だと思い込んでいたんです。だから、数式もノートのあちこちにバラバラに書き殴っていました。
河:本当に凄まじかったよ(笑)。ページの途中から突然別の教科が始まっているし、日付も書いていなければ、何のテキストの問題を解いているのかすら分からない。これまで多くのひどいノートを見てきたけれど、間違いなくトップクラスだったよ。
T:自分では気づいていませんでしたが、そんなにひどかったんですね。
河:まあ、最初の方はね。ノートを綺麗に書く、とか、書いたノートを後で見返す、という習慣自体これまでの勉強の中で全くなかったんだと思う。
T:なかったです。今までノートを見返そうなんて言われたことがありませんでした。
河:まぁ学校の先生は一人で何十人もの生徒を担当しないといけないから、ノートを細かくチェックするのは物理的に難しいんだよね。
T:学校の先生は内容よりも、書いた量の多さで評価している気がします。
河:そうだね。そんな状態から、プラスジムでマンツーマンでノートを徹底的に修正していく作業に入ったわけだけど、その過程で具体的に意識したルールって何か覚えている?
T:まずは教科・日付・タイトルを必ず書くこと。そして、1ページには1つの教科だけをまとめる、ということです。
河:そうだね。他にはどう?
T:勉強にかかった時間も毎回記録していました。
河:あとは、計算式を横にダラダラ書かずに、しっかり行を分けて書くこと。
T:ありましたね!あとは、赤ペンでポイントを書くことです。
河:「次に同じ間違えをしないためにどうすればいいか」を自分の言葉で言語化して赤で書く、というのを徹底してもらったよね。そんなやり取りを重ねるうちに、ノートは見違えるほど良くなった。本当に素晴らしかったよ。
T:ありがとうございます。実は、あの時教わったノートの書き方のルールは、受験が終わった今でもそのまま使い続けています。
河:いや、それは本当に嬉しいな。ノートが雑で汚い人は、書いただけで満足して後で絶対に見返さないんだよね。そうなると、1回解いただけになって知識が定着しないから、何度も何度も同じミスを繰り返してしまう。そこを早い段階で完全に矯正できた時点で、正直「この受験は勝てたな」と確信していたよ。

「本気になれない自分」を壊したタイムアタック
河:ノートの他にも、もう一個大きな課題があったのを覚えているかな?
T:何でしたっけ……。
河:なかなか受験勉強に対して「本気になれない」というか、自分の気持ちが乗ってくるのを待っている状態になっていたこと。
T:ああ、ありましたね!先生から「やる気が出るのを待つな、先に行動しろ。」ってずっと言われていました。
河:そう。「気持ちは後からついてくるんだ。」ってね。
T:はい、何度も言われました。その行動を強制的に意識するために、色々な面白い取り組みをやりましたよね。中でも一番印象に残っているのは、やっぱりタイムアタックです。
河:タイムアタックは盛り上がったよね!塾から家に帰って、お風呂に入ってご飯を食べ終わるまでの全行程をどれだけ短い時間で済ませられるか、お互い本気で競い合った。最初の頃は合計で30分とか40分とかかかっていたんだっけ?
T:いえ、最初はもっとかかっていましたよ。確か最初は120分とか、そのくらいののんびりしたレベルからスタートしました。
河:ああ、そうだったね!そこに僕が「昨日の俺は50分で全部済ませたけどな」って涼しい顔で報告を入れて(笑)
T:そうでした。50分とかそんなの可能なのかよ!って、最初は衝撃でした。でも、そこからどんどん無駄を削ぎ落として短縮していって、最速ラップは24分とかでした。
河:最初の120分から比べたら、なんと5分の1以下!驚異的なスピードだよ(笑)。でも実際、このタイムアタックをやってみて勉強への効果は実感できた?
T:ものすごく実感できました。勉強を始めるためのモチベーションなんて、意識の問題じゃないんだな、と。
河:受験の最後の方の時期には、そのタイムアタックの輪が他の生徒たちにもどんどん広がっていって、みんなを巻き込みながら競い合っていたよね。
T:他の自校作のメンバーも参戦してきて、めちゃくちゃ楽しかったです。
後輩たちへのメッセージ
河:最後に、これから受験を迎える後輩たちへ、一言メッセージをお願いします。
T:なんだろう……やっぱり、「まずは行動しろ」ということですね。
河:一番の核心だね。
T:春や夏の段階では、受験なんてまだまだ先のことのように感じられます。だから、最初から勝手に「やる気」なんて湧いてくるわけがないんですよね。やる気が出ないからやらないんじゃなくて、「やる気が出ないからこそ、まず動かなければいけない」ということを伝えたいです。
河:本当にその通りだね。
T:とにかく形からでもいいから動いてみれば、後から自然と集中できるようになりますし、勉強も気がつけば持続していくものなので。
河:核心を突いた素晴らしいアドバイスをありがとう。
T:身をもって実感したことなので、今の時期の中3生には特に強く伝えたいメッセージです。
河:本当にありがとう。今の中3生たちにも責任を持ってしっかり伝えていくね。今日は素晴らしいお話をありがとう!
T:こちらこそ、ありがとうございました!
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