【正式発表】都立入試が男女合同選抜へ移行します
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【正式発表】都立入試が男女合同選抜へ移行します



2023年09月12日投稿
2023年09月12日更新


2023年9月11日、東京都教育委員会から「令和6年度入学者選抜からの男女合同選抜への移行について」が発表されました。

もともと都立入試は、男女別に定員を設けて男女別に合格者を出す男女別定員制度だったのですが、令和4年度入試から段階的に男女を分けない合格者の割合が引き上げられ、今年度受験から完全に男女別定員制度が撤廃されることになります。

令和4年度入試(男女別定員の緩和措置(10%)

男女合同定員の場合と同じ結果になる学校 男女合同定員の場合、女子合格者が増加する学校 男女合同定員の場合、男子合格者が増加する学校
81校(74%) 23校(21%) 5校(5%)

令和5年度入試(男女別定員の緩和措置(20%)

男女合同定員の場合と同じ結果になる学校 男女合同定員の場合、女子合格者が増加する学校 男女合同定員の場合、男子合格者が増加する学校
99校(92%) 9校(8%) 0校(0%)

昨年の20%緩和時点で9割以上の学校で男女差が無くなっていたことから、今年の入試に与える影響は大きくないという判断ですが、注意する必要があるのが推薦入試

推薦入試は昨年までの緩和措置が適用されておらず、今年度受験から全廃となるため影響が出てくると考えられます。
もともと男女枠を設けていない単位制普通科が参考になるのですが、どの学校も応募数・合格者割合ともに女子のほうが多いことがわかります。

男子で推薦入試を考えている人は、留意しておく必要があるでしょう。


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