【第8期都立受験コース】「前半戦を振り返って 生徒インタビューその1」
2023年11月10日更新
藤川(以下、藤):では、さっそくよろしくお願いします!
4月に高校受験生になってからもう半年だけど、1年前(中学2年生)のときの自分と今の自分、変わったなって思うことはありますか?
りゅうせいくん(以下、り):勉強に対する意識は全く変わったと思います。
特に時間を意識するようになって、今は学校でも塾でも授業の内容をいかに自分に取り入れようか、授業を充実させることを意識するようになりました。
去年までだと、定期考査前に復習するから、と授業中にぼーっとすることも正直ありました。
北村先生(以下、北):なるほど、いい心がけだね。
言うのは簡単だけど、そういった意識が実際の行動に移せるのって難しい気もします。
いつからそのようなことを意識して、実際に実感できるようになったんだろう?
り:結構最近、2学期からです。
受験勉強が始まって復習する中で、中12の内容もちゃんと理解しないと解けない問題が増えてきて。「あぁ去年からしっかり聞いておけばよかった」と思ったのがきっかけです。
特に英語は単純に文法を暗記するだけではなかなか点数が伸びていなくて、授業中に習った考え方が活きることを改めて感じました。
北:ちなみに1学期はそんな気持ちは持てなかったのかな?
り:いや、持とうとしていたし頑張りたい気持ちは今とそんなに変わらなかったと思うのですが、勉強にまだ慣れていなかったから理解が追いついてこなくて。
夏にプラスジムで1日10時間勉強したことが自分のなかで本当に大きかったです。10時間勉強ができるようになったら怖いものなしですね(笑)
自分で想像した以上に、2学期から学校の授業に対する意識も集中力も変わりました。
藤:うんうん。夏休みって時間にするとたった1か月なんだけど、勉強に与える影響って大きいよね。
僕たちも夏休みをどう過ごしてもらうか、毎年とても気を配っています。
夏期講習の感想を聞いてもいいかな?
り:一言でいうと一瞬でした!(笑)
Vもぎで結果がでたことも理由かもしれないですが(春から夏終わりで偏差値16UP!)、夏休みを乗り切ったことで報われたな、という気持ちがあります。
あとは合宿が楽しかったですね。普段のじっくり1つの単元に取り組む勉強もいいですが、今まで取り入れてきた知識をどんどんアウトプットしていく授業形式がとにかく達成感がありました。
藤:楽しかったのならよかったです。
北村先生からみて、りゅうせいくんはどんな生徒ですか?
北:こだわりが強くて、好きなことにはとことん熱中できるタイプでしょうか。
夏くらいから僕が接する機会が一気に増えてきて、そうするとやっぱり特に数学には相当のこだわりを持っているな、という印象でした。数学をパズルや絵みたいに捉える感性をもっているなと思う反面、定量的なかつ精緻な考え方もできるのはりゅうせいくんのほかの人にない武器だと思っていて。だから、こちらからプランを押し付けるのではなく、どうやって彼に合いそうなやり方に置き換えて課題を提供できるか。それはしっかり考えるようにしています。
りゅうせいくんのいいところはやりたいことだけやるではなくて、興味が及ばない範囲でも受け入れる寛容さ。自分の興味ないことはやらないというこだわりを選択しがちな人が多い中で、それは素晴らしいと思います!
り:あ、それは前に北村先生からも直接話を受けたことがありましたよね。
それで考えを改めた、というのもあります(笑)
北:おお、いろんな人に色んなことを4月から言っているけど、響いてくれているのがめっちゃ嬉しいです。
藤:いい関係だね!都立受験コースのことも聞いていいですか?
今は勉強に前向きになっていると思うのだけど、4月時点での気持ちは率直にどうでしたか?
り:正直にいうと、一人でやりたいなと(笑)
ずっと人と関わると疲れるし、受験生になるのが不安だったから。
ただ、周りの受験生たちも頑張っているし、先生たちは気軽に声掛けてくれるし。
姉がプラスジムに通っていたのもあって都立受験コースのことは聞いていたから、身を任せていたらいいかなと思っていました(笑)
藤:ありがとう。そんな風に考えてくれていて嬉しいです。
これからの受験の目標はありますか?
り:高校に入ってから苦手なところが目立たないように、全体的なバランスが崩れないようにしたいです。高校に入ってからもどの科目も頑張っていきたいと思っているから。
いままで好きなこと以外は避けていたのですが、いまはどうやったら勉強やその単元を好きになれるかを考えるようにもなりました。解けたら楽しいし、細かい目標を決めてそれをこなせたら楽しいな、と考えたり。その気持ちをさらに増やしたい。
北:今日インタビューさせてもらって、こうやれば自分は楽しい、頑張れる、というのが自分でわかっているのがとてもいいと思う。りゅうせいくんにはこれからも自分が楽しいと思うことをどんどんやってほしい。
やってほしいことでできていないことがあれば、僕たちから指示を出すし、楽しいと思わせられるようにするから、一緒にこれからも受験勉強を楽しんでいってほしいですね。