
【講師研修】あなたの才能がわかる「3つの質問」とは?
2020年07月14日更新
2月11日(土)に講師を対象とした少人数制のワークを行いました。
一般社団法人 才能心理学協会理事長である、北端康良さんに久我山教室までお越しいただき、
「才能の見つけ方・活かし方」をテーマに2時間半ほどワークセッションをしていただきました。
才能心理学は、人の感情に着目して才能を引き出す理論と技術です。北端さんは13年間で延べ5,000人のカウンセリング、300名のカウンセラーを育成した心理分析とメンタルトレーニングの専門家です。
今回は、講師たちが自分の才能や強みを見つけて、将来の仕事ややりたいことに活かすための方法や、
担当する生徒たちが、どんな感情で動くのか、どんな指導方法でよりやる気になってもらえるのかのレクチャーを受けました。
一般的に才能というと「先天的で特殊なもの=すごい能力」というイメージが強いと思うのですが、北端さんの定義ではそうではありません。
辞書を引くと、才能という項目には「物事を巧みになしうる生まれつきの能力」と書かれています。これが多くの人が才能は特別な人にしか与えられない特別なもの誤解し、自分には才能がないと思い込んでしまう一番大きな原因です。
才能心理学では才能を「心を突き動かす感情を行動に移した結果、生み出される能力」と定義しています。「もらった」感動を原動力に行動し続けた結果才能を手に入れた「ある人」。「なかった」悲しみや怒りを原動力に行動し続けた結果才能を手に入れた「ない人」。
彼らは、心を突き動かす感情を行動に移した結果、才能を手に入れたのです。
才能心理学HPより
そして、自分の才能を見つけるのに必要なのはたった3つの質問。
- ・二十歳までのあいだにあったもの(親、教師などにしてもらって嬉しかったこと、楽しかったことなど)、なかったもの(してもらえなくて悲しかった、つらかった、寂しかったことなど)は何ですか?
- ・今、興味のあるもの、問題意識を持っていることは?
- ・気になる人は?
本当にシンプルですね(笑)
自分が気づけていない自分に合った才能の源泉がわかれば、意識的に行動や習慣を変えていくことができます。
時間が許す限り一人ひとりの講師に対して、これら3つの質問からわかる才能を掘り下げていただきました。
とにかく北端さんの心理分析や、感情、動機の掘り下げ方が素晴らしすぎました。
自分自身でもあいまいで言語化されていないモチベーションの源泉やタイプなど、ズバズバ言い当てられて本人も困っているくらいに(笑)
今後、就職活動や大学院進学を控える彼らにとっては、専門家から客観的に見てもらえるまたとない機会になったことでしょう。
生徒たちのモチベーションの引き出し方も教えていただいたので、今後の授業に活かしてほしいですね。
プラスジムでは、定期的に色々な形の講師研修を行っています。
また、報告させていただきますね。