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Vol.034 塾の仕事のやりがいと喜び -成績が伸びることと人間的成長と-

Vol.034 塾の仕事のやりがいと喜び -成績が伸びることと人間的成長と-


2017年12月26日更新


もうすぐ開校から5年。
ありがたいことに個別指導プラスジムは、優良な学習塾が多くある久我山地域において、入塾待ちが出る塾にまで成長することができました。
それもこれも地域の皆様のご愛顧のおかげです。
本当に感謝しています。
私としては、完ぺきな指導が出来ているとか、そんな風に思えるようなことはほとんどなく、相当な危機感を持って、日々の教室運営にあたっています。
中学生や高校生の指導というのは、生モノであり、少しでも気を抜くとあっという間に問題が出てきてしまいます。このせまい教室に130名を超える生徒さんがいらっしゃいますから、「こちらの塾生は調子が良くても、こちらの塾生は調子が悪い」といったように、状況も一様ではありません。
細かな話で言えば、「結菜ちゃんがお母さんと喧嘩した」とか「悠真君が学校でいじめにあっているらしい」といったことまで、気にしなくてはなりません。(※注:2人とも架空の生徒)
そうしたことの全てが、勉強面での問題の種となるからです。いったん問題が噴出してしまうと、飛び火のように他の生徒にまで影響が出てしまったりしますから、怖いです。
また、中学教師や高校教師のわいせつ行為に関するニュースが連日のように流れてきますが、思春期の大切なお子様をお預かりしている身として、身につまされる思いです。
万が一、そんな人間を採用してしまった日には、これまでの努力も、積み上げてきたものも、すべて水の泡となって消えてしまいます。塾生の成績を伸ばすことは重要ですが、安全管理に関することはそれとは比較にならないくらいに重要なことです。
そうした心配事が、頭から消えたことは開校以来一日もありません。
ネガティブな側面から考えると、まったく割に合わない大変な仕事を選んでしまいました。

それでもこの仕事を選んで良かったといつも思います。
私が塾づくりをするとき、いつもそうなのですが、とても人に恵まれていて、最高の講師たちが自分の教室に集まってきてくれます。「東大生だから最高!」というつもりもないですが、日本一の学力を持った先生に囲まれ、日々熱心に指導してくれている姿を見ると、自分はなんと素晴らしい時間を過ごさせてもらっているのかと神様に感謝したい気持ちになります。
一流の人間から刺激を受け、少しでも人生が良い方向に変わってくれたかなと思う塾生を見ると、何事にも代えがたい喜びを覚えます。

人間的な「成長」というのは多様な意味合いを含んでいますので、「人間的に成長した姿」というのは、それぞれの生徒に固有のかたちで現れます。
みな同じように成長するわけではないのです。
例えるなら、最初は何の種かわからない種がたくさんあって、それぞれに咲いていくイメージです。
「成績が伸びた」姿は全員同じでも、「人間的成長」は個性に根付いています。

実は、保護者様には「成績が伸びた」ときよりも、この「人間的成長」を実感していただいたときの方が何倍も喜んでいただけます。
本当にこれはその通りなのです。
これこそ、子どもを育てる喜びだと私は思いますから。
言葉を変えて繰り返しますが、人間的に成長するとはその子らしさが開花することです。
他の誰でもない、その子だけの魅力に出合う喜びというのは言葉では形容ができません。
人間的な成長をご両親に実感していただいたとき、その喜びを共有していただいたとき、私たちは子育てで体験できる最高の瞬間を保護者様とわかちあうことができます。
それを何度も体験できるってとても贅沢なお仕事だと思いませんか?
先日も、あるお母様からいただいたお手紙にとても感動しました。
ここで紹介させていただきます。

「定期テストの前など、机に向かう時間が短かったわけでもないのに返される結果は散々なもの。塾にも通っているのにと半ば諦めかけていた2年の冬に通われているお子さんのお母様からプラスジムを勧めていただきました。あれから約8か月、先日嬉しそうに「大切なことは全て高校受験から学んだよ」と話してくれました。・・まだこれからなんですが(笑)プラスジムに行くこと、勉強すること、模試を受けることが楽しいようです。一体どんな魔法をかけていただいているのでしょうか?子供ってこんなに変わるんだと驚くばかりです。」

こういうお手紙をいただくと、つらかったこととか、逃れられない不安とか、すべて吹き飛んでしまいますね。

これまでに積み重ねてきたことを活かし、2018年はさらなる飛躍の1年とするつもりです。
今年1年もありがとうございました。
2017年も残り数日です。
良いお年をお迎えください。