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【超保存版】絶対に10点を取るための都立高校入試「国語200字作文」の書き方講座

【超保存版】絶対に10点を取るための都立高校入試「国語200字作文」の書き方講座

さて、東京都立高校入試には過去、長きにわたって200字作文が出題されてきました。
本文を踏まえたうえで、自分の意見を200字で述べるシンプルなものですが、その配点は10点!!

実に、国語全体の1割を占める超重要問題です。

にも関わらず、受験生の皆さん、いかがでしょうか?
200字作文の対策ってしっかりやっていますか?

毎回、過去問やVもぎ/Wもぎの答案についてあいまいなままにしていませんか?

プラスジム塾生に聞いてみると、200字作文は後回しにしている生徒が多いように思えますが、とてももったいないです!!
なぜなら10点を取ることは難しくないと考えているからです。

このコラムでは、200字作文で確実に10点を押さえるためのポイントと書き方を述べていきます。


原稿用紙のレイアウト

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画像は、東京都教育委員会がHPに載せている国語の解答用紙です。

2017年12月1日に発表されていますが、平成30年度(2018年2月入試)からマークシート解答用紙のレイアウトが変わります。
平成30年度東京都立高等学校入学者選抜における学力検査(国語)の解答用紙のレイアウトの一部変更及び練習用マークシート解答用紙の掲載について

200字作文で使う原稿用紙は、20行×10列の縦書きですね。
本番当日に、焦らないようにチェックしておきましょう。


原稿用紙の使い方

原稿用紙の使い方もおさらいしておきます。
間違えないように今のうちから気を付けましょう。

文の冒頭や段落の頭は、一文字空ける。
都立高校入試の200字作文では、タイトルや名前を書く必要はありません。本文から書き出します。最初のマス目は一文字空けて書き始めます。

句読点は一文字使う。行の最後のマス目に来たときは、文字と一緒に書く。
「。」や「、」は他の文字と同じ扱いになります。行の最後のマス目の場合は、その最後の文字と一緒に書きます。

文体を統一する。
「です・ます調」「だ・である調」は、どちらかに普段から統一しておきましょう。文章の中で、混じっていると減点になります。


点数のつけ方

東京都教育委員会が平成27年に発表した「部分点の基準」によると、200字作文は加点方式で点数がついています。
設問に沿って解答が書かれているかがまず問われ、そこから誤りがあれば減点されていきます。

採点項目と減点項目を載せておきます。
特に文字数は厳しい減点対象になります。よく注意しましょう。
(※東京都教育委員会の「採点のポイント」には、『各学校において、部分点の基準を作成して部分点を定めること』と書いてあり、実際の学校が定める基準と異なる可能性もあります。)

<採点項目>
・自分の意見、主張がある。(+4点)
・筆者の主張を踏まえている。(+3点)
・具体的な体験や見聞がある。(+3点)

<減点項目>
・本文の抜き出しや要約になっている。(-10点)
・論旨に一貫性がない。(-2点)
・句読点の誤り、誤字、脱字、衍字(語句の中に間違って入った不要の字)が1つある。(-1点)
・句読点の誤り、誤字、脱字、衍字が2つ以上ある。(-2点)
・最後の一文が途中で終わっている。(-1点)
・101字以上150字以内である。(-2点)
・100字以内または201字以上である。(-10点)
・不適切な箇所が1つある。(-1点)
・不適切な箇所が2つ以上ある。(-2点)


採点項目1 <自分の意見、主張がある>

「自分の意見を発表する」ための200字作文です。
採点項目も+4点と割合が大きくなっています。

「自分の意見」が何を指すのかは、その年の問題によって様々ですが、「筆者の意見に賛成(反対)です」「~だと思う」「~すべきだと感じます」「これからは~しようと思いました」など、必ず自分の主張を盛り込みましょう。

この項目で点を取るのは比較的簡単だと思いますので、忘れずに盛り込みましょう。


採点項目2 <筆者の主張を踏まえている>

「文章を読んだ後」と指定があるため、本文内の筆者の主張を読んだうえで、意見を書くことが必要です。

200字作文が設定されるのは、小説ではなく「論説文」です。
論説文には必ず筆者の思いや意見が書かれています。

文章を読むときに、筆者の意見が書かれているところに線をひくようにしましょう。
「~すべきだ」、「~することが必要だ」、「~と考える」、「~と言える」など、文末である程度は判断できますね。

試験時間は50分しかありません。
あとで目印になるような工夫は必ずしてください。


採点項目3 <具体的な体験や見聞がある>

さて、この採点項目が難しいと考える塾生が多いようです。

「そんな具体的な体験なんて、毎回ない!」
「具体的ってなに?」

200字作文を採点するたびに、そんな言葉が聞かれます。

一言でいいます。
具体的とはある1つのことに絞って、その時の風景が読む人に伝わるように書くことです。

以下の例を見てください。

(✕)私は色々なものを作るのが好きで、よく作ってきました。
(〇)中学2年生のとき、美術の時間に余った材木犬小屋を作りました。


(✕)私は、委員長を務めたときイベントをしたことがありました。
(〇)私は今年図書委員長になり、市内の子供たちが集まるイベントを開催しました。


アンダーラインのようなことばが多いほど、体験はより具体的なものになっていきます。

本文に合う体験が思い出せないときは、「以前ニュースで、~と聞いたことがある。」と、伝聞のかたちをとることも手です。
その場合は、「~」のところに、「具体的」な内容が入ります。


200字作文に使える目安時間配分

200字作文にかけられる時間は、どれくらいあるのでしょうか?
大雑把にですが、考えてみます。

東京都立高校入試の国語は50分で、大問は5つあります。
都立国語の詳しい分析はこちら

大問1 漢字の読み
大問2 漢字の書き
大問3 小説文
大問4 論説文+200字作文
大問5 古文

漢字を解くのに5分かかるとして、残り3題の各大問に使える時間は平均15分。
大問4には、200字作文以外に小問が4つあるので、少なく見積もっても10分はかかるのではないでしょうか?

結論として、200字作文に使える時間はたったの「5分」!!

5分で、200字作文を書くのは大変です。

どんな問題でも5分で200字作文を仕上げる方法はあるのでしょうか?


5分で書くための200字作文の書き方

ずばり、5分で200字作文を完成させるコツは「型にはめる」ことです。
簡単にいうと、「文章の書き方、書くパターンをあらかじめ決めておく」ことです。

作文の型1

作文の型2

使いやすいパターンを二つ載せました。
もちろん内容によって書き方は異なりますが、段落の構成、起承転結の作り方は前もって決めておくと迷わなくなります。
自分が使いやすい方で、練習してください。

自分の意見を発表する場なので具体的な体験・見聞の割合は多い方がいいでしょう。
具体的な体験・見聞と、主張・結論の割合は7:3、もしくは8:2がバランスがいいと思います。

また、筆者の主張の抜き出しや言い換え表現も避けましょう。
筆者の意見に対して賛成・反対で書くときは、「賛成」の方がオススメです。
筆者の意見をくつがえすだけの「反対」意見は5分で考えるのは難しいと思うからです。


東京都立高校200字作文 模範解答例

東京都教育委員会HPにも模範解答例が載っている年もありますが、真似をするのには難しい文章だったりします。
基本に乗っ取った模範解答を以下に載せておくので参考ください。

平成30年度 都立入試国語 200字作文 模範解答例
平成29年度 都立入試国語 200字作文 模範解答例
平成28年度 都立入試国語 200字作文 模範解答例
平成27年度 都立入試国語 200字作文 模範解答例
平成26年度 都立入試国語 200字作文 模範解答例
平成25年度 都立入試国語 200字作文 模範解答例


最初は時間を気にするのではなく、文章の組み立てを考えるようにしましょう。
慣れてきたら、時間も短くなっていき5分で書けるようになります。

本番当日には、自信を持って10点を取りにいきましょう!