【合格体験記2018】都立豊多摩高校合格 山口達也くん
【都立豊多摩高校合格】 山口達也くん
本人からのコメントと次年度受験生へのアドバイス
僕が受験勉強を通して大切だと思ったことの一つは、「あきらめない心」です。
無理だと思えるような難しい問題にも毎日あきらめずにチャレンジすることで達成感も得られますし、実力も必ずついていくものだと受験を通じて確信しました。
僕は英語に対して、はじめは苦手意識をとても持っていました。
入塾後、初めて受けた模試の偏差値は49。
特に文章読解がまったくわかっていませんでした。
7月、僕たち受験生たちをみてくれている廣岡先生に相談したところ「とにかく毎日英語に触れよう!」と言われたのがきっかけで、夏休みから毎日英語の読解問題を解くようになりました。
最初は大変だったのですが、繰り返しやることでだんだん読むスピードも上がっていきました。
秋以降も意識は変えず努力を続けた結果、12月のVもぎでは偏差値61を取れるまでになりました。
僕は、努力と結果は比例関係だと思います。
現状の自分に満足せずに、とことん上を目指すことでどこまでも成長できます。
いつも100点を取る気持ちをもってやれば、本当に取れるようになれると思うのです。
今僕は、高校でも一番になるために、受験期と変わらず毎日勉強を続けています。
4月に学校であった、スタディサポートというテストでは、数学で学内一番を取ることもできました。
受験勉強を頑張れば、勉強自体も楽しめるようになってさらに頑張る気持ちも生まれていきます。
新中学3年生のみなさんも、気合いを入れてあきらめずにこの一年間塾の仲間たちと頑張ってください!!
保護者さまからいただいたコメント
都立受験の日「まだ受験が終わって欲しくないな。」と、言いながら出かけて行った息子。そんな風に受験と向き合えたことに感謝
塾に通いだしたのは3年の6月。
それまで自己流での勉強方でしかやっておらず「もうそろそろ塾に行かないとね。」と、面倒くさがりの息子に体験授業を受けさせました。
「わかりやすかったから行く!」とすぐに決め、塾通いがスタートしました。
最初の面談で塾長から「塾でちゃんと勉強させるので家では一切『勉強しなさい。』と、言わなくていいですよ!」と、言われたのです。
あら、そう?それならそんないい事はないな!と。
夏休みまでの最初のひと月。
塾に通う、と言う慣らし保育の様な期間の時に1、2度声をかけたでしょうか?
その後の夏期講習がスタートしてから受験が終わるまで、「やりなさい!」と怒ったりすることは一切、ありませんでした。
何も言わなくても自分から塾に通うスケジュールを立て「明日は何時に塾に行く。帰りは最後までいるから。」その繰り返しをずーっとやってきたのです。
とにかく、塾が楽しい。の一言。
塾が楽しいって?
それは!シメタ!と、思いました。
塾が楽しい=勉強が楽しい!これこそ、私が子供に感じて欲しかったことでした。楽しくなれば自ずと成績はついてくるはず!と、思っていましたので。
それはVもぎの結果にも反映されました。
面白いくらいにドンドン上がっていったのです。
もちろん、なかなか上がらない科目、苦手科目もありました。自分に自信の持てる科目、意外と向いてる科目だったんだ!と知った科目。
それらも学校を選ぶ時に一つの選択として考えることができました。
元々、都立一本で行く!と、言う息子の信念はずっと変わらず私立のチャレンジなども受けておいた方がいいのでは?と、進めたりもしましたが併願以外は受けることをせず、ひたすら、ただひたすらに最後は都立の過去問をずっとやっていきました。
最後の最後で第一志望へこのままチャレンジするのか、決断をしなければならない時が来ました。
都立に行くことを目標に頑張って来た息子は相当悩んだ事だと思います。チャンスは一度ですから。
おそらく人生で初めての岐路に立っていたはずです。
そんな息子と一緒にとことん考え寄り添って下さったのは他の誰でもありません。1番近くでずっと見て下さっていた廣岡先生でした。
本当にありがとうございました。
どの道が1番いい選択だったのか、それがわかるのは遠い先の話。あとは本人次第。
卒業式の日、息子がくれた手紙の中に、
「プラスジムに通わせてくれてありがとう。
高校に行っても悔いのないよう頑張ります。
友達も沢山できたし、勉強を楽しめるようになりました。」
と、記されていました。プラスジムに通わせて本当に良かった。と、思えた瞬間でした。
一緒に受験という同じ目標に向かって切磋琢磨し、共に受験という一つの目標に向かって闘える仲間に出会えたこと。全力で支えてくれる講師の先生方。絶大なる信頼があったからこそ、乗り越えられたのだと思います。
都立受験の日「まだ受験が終わって欲しくないな。」と、言いながら出かけて行った息子。
そんな風に受験と向き合えたことに感謝しつつ、これからもエールを送り続けたいと思います。
都立受験コース メイン担当廣岡先生からのコメント
山口君の好きな科目は数学です。
計算ミスなどで点数が下がることもありましたが、高得点を取ることが多い科目でした。
彼のすごい所は、模試終わりの解き直し会では、必ず最後の1人になるまで数学の解き直しをしていた所です。
決して答えを見ようとせず、自分で正解にたどり着かないと気が済まない。
この勉強を楽しむ姿勢は、周りの生徒に大きな影響を与えていました。
自分より数学ができる山口君が、自分の何倍も時間をかけて、数学で頭を抱えている。
自分も、もう少し頑張ろう。
そう周りをやる気にさせてしまうほど、粘り強く、それでいて楽しそうに勉強をします。
こんなに受験勉強を楽しむ生徒を、私は見たことがありませんでした。
難問を解くこと、いい点数を取ることに楽しみを見出した者勝ちなんだなと、彼を見ていて感じました。
また、私は彼を見ていて非常に感心し、見習わなければならないと痛感したことがあります。
それは、置かれた環境を肯定的に捉え、その中で全力を尽くそうとする姿勢です。
「自分はこの場所で頑張るんだ」と決めたら、よそ見をせずに、やるべきことに集中する。
毎日塾に来て、最後までいると決めて、その中でどんどん課題を見つけていく。
だからこそ仲間も増え、この塾が彼にとって日に日に居心地のいい場所になっていったのだと考えています。
どうしても楽しくないことや、上手くいかないことがあると、誰しもよそ見をしてしまうものです。
「環境を変えたい」「もう止めてしまいたい」そう思うこともあります。
しかし彼はそこに疑いを持たず、上手くいかないことがあると「もっと頑張ればいいんだ」と考えて、さらに勉強するようになっていきました。
もっと効率的な方法があったのかもしれません。
もっと勉強のできる友だちばかりの環境があったのかもしれません。
しかし彼はこの場所で頑張ると決めて、頑張り抜きました。
そして目覚ましいほどに成績は伸び、志望校には余裕を持って合格することができました。
高校1年生になった今でも、毎日自習に来て笑顔で帰っていきます。
私は彼から、置かれた環境をプラスに捉え、その中で全力を尽くすことが、どれだけ素敵なことかを教えてもらいました。
きっと彼の眼には、全てのものが明るく映っているのだろうと思います。
その姿勢で過ごす高校生活は、きっと誰よりも明るく楽しいものになると確信しています。