
【高校受験生インタビュー】三鷹第三中学 S.Iさん
2025年4月29日更新
2025年度入試も多くの生徒が素晴らしい結果を残してくれました。
今回は、久我山教室より三鷹第三中学出身のS.Iくんにインタビューを行いました。
この春、第一志望である都立新宿高校に進学します。
周りに流されずに細かいところにも手を抜かない姿勢に、Sくんの強さを感じました。ぜひご覧ください。
S.Iくん×脇山先生×斎藤先生
合格おめでとうございます
神宮先生(以下、じ):新宿高校、合格おめでとうございます!試験を受けた時の手ごたえはどうでしたか?
S.Iくん(以下、S):ありがとうございます。本当に嬉しいです。試験が終わった瞬間は…正直ちょっと自信がありました。
斎藤先生(以下、斎):おお、手ごたえはあったんだ?
S:はい、ありました。ただ落ちていたら恥ずかしいからは周りにはあまり言いませんでした。
脇山先生(以下、脇):言ってはくれていなかったけど、雰囲気からして行けたかなとは思っていましたよ。採点会を早々に切り上げて喜んで焼肉に行っていたイメージがあるから(笑)
S:はい、そうです(笑)
斎:試験中は緊張した?
S:あんまり緊張はしなかったです。後ろの席に友達がいたから、それが大きかったです。
脇:そういう些細なことで気持ちって変わるよね。
勝敗を決めた夏の10時間勉強
じ:今回の受験で、合格に一番繋がったなと思うことを教えてもらえますか?
S:間違いなく夏休みの1日10時間勉強ですね。あれで基礎が固まったから、自校作成の対策にスムーズに移れたように感じます。
じ:夏休み前までは基礎に不安があったの?
S:自分としては夏休みまではあまり勉強できていなかったと思うから。勉強に対しても前向きとは全然言えなかったです。でも夏休みに10時間やってみて、なんか案外楽しいなって。友達が一杯いたっていうのも大きかったと思います。
斎:夏期講習が終わって、S君の担当を受け持ったタイミングですでに理社が固まっていて、あとは英数国をやるだけだったからすごく対策が立てやすかったです。
脇:理社が固まっていないと宿題のバランスが難しいですよね。
斎:そうなんです。自校作成を狙うとなると尚更。だから夏休み本当に頑張ったんだなって、受け持った時に強く感じました。
じ:夏期講習以降の勉強で、キツイなって思う場面はありましたか?
S:ありました。理社がもう大丈夫だからと、国数英の宿題だけが出されていた時期があって、同じことばかりやっていてキツかったです(笑)
じ:それでもなんかこう弱音吐いたりとかしなかったですか?
斎:言わなかったですね。
じ:面倒くさいなって思いつつも、しっかりとやり切るところが違いますね。今年東京科学大学に合格した生徒がいるんですが、同じようなタイプでした。面倒くさそうにしていても、人一倍やってくる生徒でした。今日のインタビュー前も、春休み明けテストに向けて暗記を詰めていて、やっぱこういう所だよなと感心していました。
受験期で一番辛かったことは?
斎:先生の方からは、受験期で一番辛かったことについて聞きたいかな。
S:受験期で一番辛かったことは、、成績が最終決定された時ですね。
じ:成績が最終決定?
斎:内申点のことです。
じ:あぁー内申点。
S:学校の仮内申が思ったほど伸びなくて。他の友達に聞いたら結構伸びているんですよ。だからキツイなぁって。その時は受かるのかなと不安でした。
じ:定期テストが振るわなかったとか?
S:いやそんなことなくて。
斎:結構よかったよね?
S:はい、そうなんです。提出物ももちろん出して。
斎:それなのになぜか上がんなかったよね。
じ:それも志望校選定に影響はしたのかな?
S:まぁでも志望校に関しては、当日点数取ればいいかなって。
じ:なるほど、そこは強気で行けたわけね。でも仮内申出たときはショックだっただろうね。
何がモチベーションだったのか?
脇:高い基準で勉強してくれていたけど、そのモチベーションは何だったの?
S:そうですね、やっぱり自分の納得する高校に行きたいなって思ってたから、それがモチベーションになっていたんだと思います。
じ:新宿高校は割と早いうちから行きたいなって思っていた感じ?
S:いやずーっと迷っていました(笑) 最後は新宿高校と駒場高校で迷っていたんですけど、なんか新宿高校の方がお洒落でいいなって。校舎も綺麗だったし、あとバドミントン部があったっていうのもあります。
じ:なるほどね。決まったタイミングは結構遅い、、?
斎:めっちゃ遅かったよね。
S:11月か12月ぐらい。
じ:じゃぁ塾で過去問演習が始まるくらいのタイミングに決まったんだ。
脇:毎回、S君の志望校どうなったの?って聞いていた気がします(笑)
斎:自校作成校の中でも迷っていたよね?
S:はい、新宿高校と立川高校と、あとは少し国分寺高校。
斎:国分寺高校は遠いっていうので割と早く選択から消えて、そこに駒場高校も加えて迷っていましたね。
じ:そかそか。志望校が決まらないとそれだけで不安にもなるし大変だったね。
細かいところにも手を抜かずに勉強できた理由は?
脇:S君だけ漢字をめちゃくちゃ頑張ってたんですよね。他にも、細かいところ、なんか普通の人がもういいやってなってやらないようなところも、ちゃんとやって来ましたよね。なんでそこまでやろうって思えてたの?
S:自校作成Vもぎで漢字が全然とれないし練習でも全然取れないし。結構負けず嫌いだから悔しくて、それでなんか漢字めっちゃやっていました。
じ:なるほどね、その負けず嫌い精神ってすごく大事。
脇:重箱の隅を突く様な、それこそ他の人はまぁここまで出たらしょうがないよね、ってところもしっかりと本気でやって来てくれるなって印象があって。
脇:あとでも最後の方は結構不安、みたいな感じじゃなかった?
斎:そうでしたよね。
脇:結構S君はなんか不安そうにしてるよ、っていう話を他の先生から聞いてて。そこはどうだった?
S:めっちゃ緊張していました、受験前から。
斎:結構ずっと前から緊張してなかった?
S:はい、もう一か月ぐらい前からずっと不安で。
脇:そこってどうやって乗り越えたの?
S:うーん、、まぁここまで頑張って来たし、っていうのもあったし。あとは最初の国語でかなり解けたのがデカかった。そこで自信取り戻して、残りの4教科も頑張れたかなって。
脇:漢字含めてコツコツ努力していたからこそ本番で力を発揮できたんでしょうね。それとは別に、不安な日々の支えになっていたものは何だったの?
S:そうですね。例えばさっきの漢字なんかが解けるようになったとか、そういう事が支えになっていました。
脇:なるほどね、ありがとう。点数を取れる生徒は取れる生徒で、点数を落とせないというストレスがあると思っていて。そういう層の生徒がその問題にどの様に対処しているのか気になっていたので貴重な情報でした。
プラスジムの良いところを教えてください。
じ:プラスジムで良かったなって思うところを教えてください。
S:プラスジムは一人ではなくて集団じゃないですか。だから分からない所とかあったら休み時間中に友達に聞くことができるし。あとは宿題をやっている時に辛いって感じた時も、自分だけじゃなくて他の人も頑張っているんだなって思うから、それで自分も頑張れたと思う。あと先生も優しくて、質問とか何でもできるからそこは本当にありがたかった。
じ:沢山ありがとうございます(笑)
斎:ありがとうございます!
脇:ありがとう!
後輩に一言メッセージをお願いします。
じ:後輩に一言メッセージをお願いします。
S:早いうちから頑張っておくと後半楽になるんで、今は受験の実感がわかないかもしれないけど、受験のことを頭の片隅にでもいいから考えつつ頑張ってほしいなと思います。そうして頑張っておけば、後々その自分に感謝できる時が来ると思います。
じ:すごく良いメッセージありがとうございます。
S:あと受験校は、10月とか11月とかになっても決まっていないと、それを考える時間を作んなきゃいけなくて勉強する時間が削られるから、そっちも早めに決めた方がいいと思う。受験校が決まっていたらそこを目標に頑張れるから、そういった意味でも早めに動いてほしいなと思います。
じ:大事だよね。一度受験を経験しないと分からないことだとも思うけど、でもだからこそこの先輩の話を頭にいれて勉強に打ち込んでほしいですね。
じ:インタビューは以上になります。皆さんお忙しいところありがとうございました。
脇:ありがとうございました!
斎:ありがとうございました!
S:ありがとうございました!