「國學院大學久我山中1」2016年2学期中間考査「普通クラス数学」まとめ
2020年11月24日更新
STクラスに引き続き、普通クラスの2016年2学期中間考査結果もまとめていきます。
STクラスとは範囲も考査レベルも違うので、勉強の仕方は変わってきます。STクラスの一年生は、こちらを参考ください。
2学期に入って、定期考査にも慣れてきた頃でしょうか?今回までの考査で徐々に点数が下がってきた生徒がいたら、ぜひ期末でリベンジできるようにこのページを参考に工夫してほしいです。
あとでも述べますが、今回の考査は勉強の準備・やり方次第で90点以上十分に取れるような内容でした。
自分で思ったよりも点数が取れなかった人は、ぜひ、参考にして下さい。
全体講評
システム数学1幾何編の「第1章 平面図形」が主な考査範囲で、20問×5点の問題構成でした。
全体の構成 大問1~3で構成
- 大問1 図形の対象移動に関する問題 4問
- 大問2 円とおうぎ形の周の長さと面積の問題 10問
- 大問3 作図に関する問題 6問
問題のレベルと学習のポイント
問題の構成は20問で、主に教科書の基礎的な問題、システム数学問題集のB問題の基本問題から出題されていました。
どこの中学校でも必ず学習するような、オーソドックスタイプの問題がほとんどでした。①学校の先生の授業内容が理解できて、②システム数学問題集のA問題+B問題の基本が解けていれば安定した点数が取れていたのではないでしょうか。
大問3の(6)が、難しかったかもしれません。問題を作成した先生の満点を防ぐため用の問題でしょうか?
ただ作図でできることは限られているので、回転移動の理解と、作図での表現方法がわかっていれば、満点も可能でした。
問題集から”そのまま”出ていた問題も!!
今から、問題の構成をもう少し細かく見ていきます。次回が同じ形になるとは言えませんが、自分の中間考査の勉強方法を思い出してみて、「足りなかったなぁ」と思うところを見つけてください。
大問1
4問ありましたが、問題集のB問題にそのままの図が載っていましたね。レベルも変わりません。「対象移動」「回転移動」などのことばの違いはしっかり区別できていましたか?計算だけではなく、用語も覚える必要があります。
大問2
10問ありました。
(1)~(2)は、教科書にも問題集にもそのまま載っていました。
(3)は「弧の長さと周の長さ」をそれぞれ求める問題が2問。類題は繰り返しといたはずですよね?
(4)は扇形と正方形を組み合わせた図形の「弧の長さと周の長さ」をそれぞれ求める問題が2問。計算に時間がかかりますが、問題集のB問題に全く同じ問題がありました!
大問3
作図が6問。垂直二等分線や角の二等分線、線分に接する円、図形の平行移動など、これらも教科書レベルの問題として出ていました。先ほどの通り、(6)は類題が載っていなさそうなので、難しかったかもしれません。
まとめ 期末対策はこうしよう!
どこかで一度は目にして解いたことがあるような問題が多かったと思います。
点数が伸び悩んだ人は、まず「教科書を一通り読む」ことから始めるといいと思います。テスト勉強は、章末問題を解けば大丈夫、では決してありません。特に今回は図形がメインだったので、ことばの違い(太字のところは少なくとも自分で説明できるように覚えること)までちゃんとやりましょう。
そのあと、問題集のB問題をやりましょう。STクラス講評(rink)でも書きましたが、〇△✕を問題番号に付けていくことを忘れないでください。
とても大切なことを言います。
△が付いた問題だけを〇にできるよう塾で聞いたり、自分で調べたり繰り返しやって下さい。
なんでもそうですが、問題集の全部をぜんぶ、理解しようとすると途端にイヤになってきますよね?私もそうです。できない問題があるのは当然と思ってもらって大丈夫です。
すぐに期末考査で100点を取る、ということではなく、今回は〇点、その次はさらに〇点と、段階的に上げていけば、ゴールは変わりません。
終わりに
色々と書きましたが、いかがでしたか?
書いてあることはわかるけど、
「テスト前の勉強のやり方、進め方がわからない」
「科目が多すぎて、うまく時間を作れない」
など、お困りの方もいるかと思います。
個別指導プラスジムでは各科目の対策はもちろんですが、中学1、2年生に対しては、家での自立学習のやり方・スケジュールの立て方にも重点を置いてお伝えさせていただいております。
期末に向けて、より頑張ってみたい!春に向けて今までの内容をもう一度おさらいしておきたい!といった前向きな気持ちを持って相談にお越しいただける方をプラスジムでは歓迎いたします。
どうぞお気軽に、お問い合わせください。
次回の国学院久我山の定期考査は「12月9日(金)~14日(水)」です。