高校受験は、人を成長させるかけがえのない機会である。
2020年07月14日更新
6月4日(日)、プラスジムの教室も、ちょっとしたお祭り騒ぎでした。
井の頭線久我山駅が、久我山ホタル祭りで最高潮に盛り上がる日曜日の夜、実はプラスジム久我山教室でもあるイベントがひそかに行われていました。
昨年度のプラスジム高校受験生たちと、今年度の高校受験生たちをつなげるプラスジム初の試みです。
今年度受験生たちに、一学期末考査に向けて勉強の大切さを伝えたい。夏休みに向けて受験生としての心構えを持ってもらいたい。
誰から伝えると、そんな気持ちをよりストレートに伝えることができるだろうか…
一学期は部活と勉強を両立させ、夏休みは毎日塾に来て体力をつけ、秋以降もしっかり努力をし続けて、結果、希望高校に進学できた彼らなら…と考えました。
普段、カウンセリングの時に必ずお伝えするのですが、高校合格はゴールではなくスタートです。受験勉強は合格が目標なのではなく、あくまで高校生活を充実したものにするためのプロセスなんですね。
いつも、そう伝えているからでしょうか。受験で燃え尽き症候群にかからなかった彼らは、今もプラスジムに通い続けてくれています。
後輩が多数目を向けるなか、こちらからの質問にてきぱき答える彼ら。
一年前の彼らの姿はどこにもありませんでした。
普段だと、あまりこういった思いや考えを彼らに聞く機会はないのでとても驚くとともに、その成長っぷりに感動しました。
彼らの言葉を少し載せておきます。
・まだ2学期があると思わずに目の前のことに集中してほしい。
・部活も大変だと思うけど、大変な時だからこそやったほうがいい
・一学期末頑張ったから、僕は受験最後まで乗り切れた
・人がやっていないときにこそ、やるように心がけてほしい。
・言われたことを信じて頑張ってよかった。
・1学期の内申結果を12月本気で後悔した。みんなには後悔してほしくない。
・あの時、提出物を甘く見ていた。だから高校ではしっかり出している。
…受験は本当に人を成長させますね。
今年の高校受験生の目に、高校生活を謳歌する彼らはどのように映ったのでしょうか。
また、これからタイミングを見て、同じ機会を作ろうと決めました。
これからますます頑張ってくれることを心から願うばかりです。