第24回「卒業生にインタビュー!!」
2020年11月11日更新
第24回は、都立受験コース卒業生へのインタビュー記事です。
昨年度プラスジムで都立受験を経験し、都立高校入学を果たした2人の生徒から、当時のことを担当講師とともに振り返ってもらいました。
友希くん×岩下先生
老田(以下、老):都立受験コースで特に印象に残っている企画ってある?
友希くん(以下、友):夏合宿です。塾の合宿というとひたすら勉強するイメージでしたが、班で活動したりゲームしたりするのが楽しくて、プラスジムならではの魅力を感じました。
他の塾に通っていた友達は個別でがっつり勉強していたらしいので、そういうのを聞くと都立受験コースに入って本当よかったなと思います。(※もちろん一日あたり13時間半塾でがっつり勉強しているのですが、合間合間に気分を入れ替えるための企画をはさんでいます)
岩下先生(以下、岩):いいこと言ってくれるね。嬉しい!
友:楽しかったからこそ、ここまで勉強を続けてこられたのだと思います。
岩:実際2学期の内申すごい伸びたもんね。9教科中8教科で1ずつ上がったって伝説だよ(笑)
老:それはすごい!他に都立受験コースに入ってよかったって思う理由はある?
友:友達ができたことです。それも、ただ仲良くなって嬉しいっていうのではなく、受験を乗り越える上で共感しあえる友達ができたことがよかったなって思います。
老:受験チームの先生からもらって嬉しかった言葉は?
友:日頃の「頑張れ」という声かけが嬉しかったです。勉強時間が思うように取れなくて不安だった時、そうした何気ない言葉が自分の心には重く響きました。
岩:初めての受験だし、不安だったよな。
老:岩下先生にとって、友希くんはどのような印象の生徒でしたか?
岩:友希くんが所属していた烏山中のバスケ部は、とても忙しい部活だったんです。毎週の宿題を出すのも申し訳ないくらい。それでも毎回宿題を提出したり理社のテストで良い点を取ったり、やろうと言ったことはきちんとこなしてくれて…。すごかったです。時間が限られている中で精いっぱいを尽くした下積みがあったからこそ、2学期の内申点大幅アップも実現できたのだと思います。
老:受験生時代、特に大変だったのはいつ?
友:まず夏まで部活があって、周りから遅れを取る形で受験勉強を始めることになったのが大変でしたね。
老:確かにその状況は焦るかも…。どういう風に乗り越えたの?
友: 部活引退がちょうど区切りをつけられるタイミングだなと思って、そこで受験モードに切り替えました。
岩:そんな簡単に切り替えられた?
友:引退直後に早速夏期講習があって、友達から「塾で1日勉強しよう」と誘われたんです。その時にノリで行ってみたら、その後も自然に1日塾で勉強する習慣がつきました。友達のおかげですね。
岩:そんなやり取りがあったとは…!
友:あと、冬の追い込みも大変でした。その頃結構集中力が切れてきてて…。
でも、それも先生のサポートや友達からの励ましのおかげで乗り越えることができました。
老:都立受験コースでの経験が、高校生活で生かされた場面はある?
友:中3の1年間は過去にないくらい努力したので、そういう「頑張る力」はついたと思います。勉強や部活は今も続いているので、「あの頃頑張っていたな」と思い出すことでやる気を高めています。
老:最後に、今年の受験生に向けてメッセージをお願いします!
友:自分が受験生の頃、困ったり落ち込んだりした時に先生や友達に相談していました。先生は真剣に向き合ってくれたし、友達とも話をすることでポジティブになれて、乗り越えることができました。だから、受験生の皆さんも1人で悩むのではなく、誰かに遠慮なく相談したらいいと思います。プラスジムはそれが気軽にできる塾だから、都立受験コースの後輩には是非その環境を生かしてほしいです!
はるかちゃん×宮武先生
老:最初、都立受験コースの印象ってどうだった?
はるかちゃん(以下、は):最初は怖かったです。知らない子がほとんどで、転校生みたいな気分でした。でも、集団授業のペアワークなどを通して、違う学校の友達とも仲良くなることができました。
都立受験コースのみんなは、明るくて楽しい人ばかりでしたね。
老:受験チームの先生からもらって嬉しかった言葉はある?
は:面談の担当が近藤先生だったんですけど、その時に「私とタイプが似ているね」と言ってもらえたことが嬉しかったです。緊張しやすいところが似ているみたいで、それを聞いて心強かったです。
宮武先生(以下、宮):確かに、着実に取り組むところも似ているよね。
老:宮武先生からみて、はるかちゃんはどんな生徒でしたか?
宮:真面目で努力家なイメージです。週目標にすごい量の課題を設定していたのに、毎回きちんとこなしてくるっていう。塾では比較的淡々としている生徒でしたが、きっと見えないところで相当努力していたはずです。強い子だな、と思いますよ。
老:受験生時代、何が一番大変だった?
は:偏差値や判定がなかなか上がらなかったことです。結果最後の模試では上がったんですけど、その前までは全然変わらなくて。「どうしたらいいんだろう…」ってすごく悩んで、いろんな先生に不安を打ち明けていました。
老:苦しい時期が続いた中で、最後に判定を上げることができたのはどうしてだと思う?
は:宮武先生や近藤先生が最後まで「はるかちゃんなら大丈夫」 って励まし続けてくれたんです。それがあって、頑張ろうという気持ちになれました。
宮:点数がガクンと下がることはなかったので、私たちは絶対大丈夫だと信じていました。
老:結局、第一志望を最後まで貫いて合格できたんだよね。入試本番はどうだった?
は:理科の出題形式が変わって少し動揺したんですけど、Vもぎでも焦って点が取れないという経験を何度もしていたので、本番では落ち着いて解くことができました。
老:精神面での成長だね!
宮武先生からみて、はるかちゃんが1年間で成長したと思うところはありますか?
宮:中2までは宿題のわからなかった問題を白紙で出してくることが結構あって、あっさりしたタイプなのかなと思っていました。でも受験期に入ると難しい問題にも粘り強く挑戦してくれるようになっていて、そういうイメージは自然となくなっていましたね。勉強に対するキャパシティが増えたんだと思います。
は:中3になってからは、学校の休み時間にもよく塾の教材を使って勉強していました。周りには遊んでいる人も多く、その中で頑張る孤独感がしんどかったです。年明けの直前期には、朝早く登校して数学の自習企画に参加したり、テレビも我慢したりしていました。そのおかげで最後の模試の判定を上げることができたので、頑張ってよかったと思っています。
老:かなりストイックに追い込んだね!
高校生になってから、受験コースで学んだことが生かされた場面ってあった?
は:場面というわけではないですが、とにかく志望校は変えなくてよかったなって思います。
今、学力や勉強に対する熱意が同じくらいの人達と大変さを分かち合いながら勉強できているのがとても楽しいんです。
老:「受験生のうちにやっておけばよかった」と思うことってある?
は:うーん…。特にないです!
老:それは素晴らしい!全てを出し切った受験生活だったんだね。
2人ともそれぞれの壁にぶつかりながらも、都立受験コースの仲間や先生と支え合い、励まし合うことで厳しい受験生活を乗り越えたようですね。
今年度の受験生の皆さんは、これからが追い込み期。
2人のように、「今までで一番努力した」「やり切った」と胸を張って言える受験生活を送りたいですよね。
「今受験と真剣に向き合えば、充実した高校生活が待っている」と信じて、最後まで戦い抜きましょう!!