第12回「ここまで見てます!定期考査前の講師たち」
2021年06月30日更新
各学校、6月後半に1学期期末考査が実施されました。一学期の成績を占う非常に重要な考査。プラスジムの講師たちは生徒のどこをみて、どんな声かけを行っていたのでしょうか。
今回は、そんな考査前の講師たちの動きに着目しました。
1、塾に来る日程
高校受験生は、授業がない日、時間帯でも塾で勉強をすることができます。
考査前以外については自分の意志で自由に時間を決めることができます(一部の生徒は日記で来る時間を管理されています)が、考査前は全く別。
生徒たちは考査範囲一覧が配られる2週間前までに担当講師と面談を行い、①各科目の目標点②2週間分の通塾スケジュールを決めています。
各生徒、考査前の勉強時間の大半は土日も含めて塾で確保することになります。
2週間の滞在時間は生徒によってさまざまでしたが、土日含めて毎日塾に来ていた生徒も多くいました。
<実際の通塾スケジュール一例(宮前中Aくん)>
6/4(金)17:20~21:35 (4時間15分)
6/5(土)14:00~19:00 (5時間)
6/6(日)14:00~19:00 (5時間)
6/7(月)16:30~21:35 (5時間5分)
6/8(火)16:30~21:35 (5時間5分)
6/9(水)17:20~21:35 (4時間15分)
6/10(木)14:00~19:00 (5時間)
6/11(金)17:20~21:35 (4時間15分)
6/12(土)14:00~19:00 (5時間)
6/13(日)14:00~17:30 (3時間)
6/14(月)17:20~21:35 (4時間15分)
6/15(火)17:20~21:35 (4時間15分)
6/16(水)17:20~21:35 (4時間15分)
6/17(木)16:30~21:35 (5時間5分)
2週間の塾での総勉強時間は、なんと64時間!
どの生徒もよく頑張ってくれました。
2、勉強の姿勢
勉強時間が長くなり疲れが見え始めると、とたんに姿勢や集中力が崩れる生徒もいます。
机といすの配置、向き合い方(集中しているか)、優先順位の付け方(同じ教材ばかりやっていないか、考査勉強として合っているか、など)についても細かく目を光らせてもらっています。
また例によって、定期考査のために勉強した時間については日記で毎日計測。
考査後はトータルの勉強時間を集計して、反省と次回への課題に使います。
3、勉強の内容
どれだけ勉強時間を作って、どれだけ集中して勉強していても、当然ながらその中身がズレていると点数は上がりません。
(漢字が出るからと言って、10時間かけてすべての漢字を完ぺきに覚えても、結局10点程度しか取ることはできないのです。)
塾に来た生徒は、時には講師からアドバイスをもらいながら解き進めます。
科目の優先順位の話や時間配分、生徒によってはその日に勉強する科目のページや時間まで講師から指示を出すこともあります。
お読みいただきありがとうございました。
結果に対する思いは千差万別だったと思いますが、今回の結果をしっかり反省して、引き続き頑張りましょう。
あっという間に夏休みが近づいています。次回は夏期講習についてちょっとだけお伝えします!