
第6回「都立受験チームリーダーが教えます!1学期成績アップのためにできること」
2020年07月08日更新

こんにちは!
いよいよ期末テストが近づいてきましたね。
1学期の成績がかかった大事なテスト、誰もが「1点でも高い点数を取りたい!」と思っていることでしょう。
そこで今回は、都立受験チームリーダーの宮武先生に期末テスト・通知表の成績をアップさせるために必要なポイントについてお聞きしました。
中学生の皆さんは、ぜひ読んで参考にしてください。
1学期末テスト日程
まずこちらが、プラスジムに通塾している中学3年生が在籍している主な中学校のテスト日程です。
どの地域でも、おおよそ似たようなテスト日程になっていると思います。
学校で配られるプリントを見て各教科の日程・範囲までしっかり確認しておいてくださいね。
期末テストに向けた心構え
期末テストで良い結果を残すためのポイントとして、宮武先生は次の3つを挙げています。
⒈ 1・2年の復習→3年の範囲へアタマをシフト!
都立受験コース生の皆さんがこれまで集団授業で勉強してきた内容は、中2までの復習がメインでした。
偏差値10アップを目指す8月のVもぎにも、中3の範囲は出題されません。
こうした背景もあって、復習のことで頭がいっぱいになっている人も多いと思います。
しかし、期末テストの範囲はあくまで中3で習う範囲が中心。
受験に向けた勉強ももちろん大事ですが、直前期の今は中3の内容ベースのアタマに切り替えましょう。
それがうまくできた人が期末テストを制します!
⒉ 「ちょっと難しい」は諦めない!
「今回のテスト範囲、ちょっと難しいかも…」そう思っている人はいませんか?
その原因は、もしかするとこれまでの勉強スタイルとの違いにあるかもしれません。
今回のテスト範囲には、休校期間中に予習課題として出された内容も含まれています。
休校になる前までは、授業で教わったことを家で復習するというスタイルで勉強していた人が多いのではないでしょうか。
一方、予習では最初から自力で理解して進めていくことが求められます。
そのため、「難しい」という第一印象を抱いてしまいがちなのです。
宮武先生は、「予習復習は、理想的な勉強サイクルのあり方。それを経験できていることを前向きに捉え、諦めずに対策してほしい」といいます。
⒊ 日々の課題が最優先、スキマ時間でワークをコツコツ!
上2つは精神面に関わるアドバイスでした。最後は行動面でのアドバイスです。
でも紹介したように、この時期の勉強におけるキーワードは「優先順位」。
具体的に順位をつけるとするならば、短いスパン(期間、幅)で出される学校や塾の課題>テスト後に提出する学校の課題(ワークなど)>>その他(受験勉強、検定試験対策など)といった図式になります。
特にポイントとなるのが、スキマ時間をいかにワークに割くことができるか。
テスト直前はノートの見返しなど、自分がやりたい勉強をして本番に備えるのが理想です。
マストの課題は余裕を持って終わらせるようにしましょう。
「課題が終わっている」という自信がさらなるやる気を引き出してくれるという、気持ちの面でのメリットもありますよ。
通知表成績アップの心構え
通知表の成績は、主に定期テスト・提出物・授業態度の3つで決まります。
定期テストについては上で説明したので、ここでは提出物と授業態度についてお話しします。
まず、提出物について。
中間テストがなくなった分(元々なかった学校もありますが)、休校中に出た課題は重要な評価対象になることが予想されます。
万一提出できていない課題があれば、今すぐ完成させましょう。
これから提出する課題は、ハイクオリティで仕上げることがポイントです。
丸つけや解き直しを丁寧に行い、勉強した証を残すことで高得点・高評価につなげましょう!!
授業態度は、発言の数や発表の様子が重視されています。
宮武先生は、休校期間中の予習がここでは強みになると指摘。
「予習の段階で理解できた部分が多少はあるはず。普段は発言が苦手な生徒も、その部分は自信を持って答えてほしい」といいます。

宮武先生、貴重なアドバイスをありがとうございました。
この記事を読んで「なるほど」と思ったことは、今日からぜひ実践してみてくださいね。
皆さんの期末テストでの健闘をお祈りしています!!