第11回「こんなことまで共有!slackに投稿された生徒情報(一学期編)」
2021年06月23日更新
実際にはどんなことが共有されているか気になりますよね?今回は実際に投稿された生徒情報の一例を紹介します。
パターンA 塾ルールに関する投稿
塾ルールを守ることは塾生にとっての最優先事項なので、守られていない場合はすぐに全体共有します。
パターンB 勉強姿勢に関する投稿
塾ルール以外のことに関しても、目につく言動に関しては注意する場合があります。
例えば、「ペン回し」や「貧乏ゆすり」。
ペン回しをしながら学校の授業を聴いていると、先生の心証が悪くなり内申に悪影響が出る可能性があります。
「貧乏ゆすり」に関しては、「隣の生徒の貧乏ゆすりが気になって勉強に集中できなかった」といったことを言う生徒もいます。
ルール外のことも、本人や周囲の塾生にとって良くないことだと思えば指導が入ります。
の通り、注意した言動は名簿に引き継がれ、同じことが繰り返されていないかしばらくはチェックされることになります。
基本的な勉強姿勢が身についてきた生徒に対しては、勉強の中身に対する姿勢にも言及していきます。
まずは「早めに提出物に取り掛かろうね」「宿題は〇曜日に毎週やるようにしよう」といった声掛けからはじめ、段階的にあるべき勉強への向き合い方を刷り込んでいくようにしています。
加えて、都立受験コースには様々な独自ツール(日記やオレンジファイルなど)があり、使いこなせていない生徒へは指導がその都度入ります。
パターンC 勉強のアドバイスに関する投稿
勉強姿勢が完璧となった生徒へは、より個別具体的なアドバイスや悩みに対する解決策が、その都度提示されます。
全生徒に向けて一律のアドバイスがなされることもありますが、大半はその時の生徒に寄り添ったアドバイスです。
勉強のアドバイスは千差万別。
同じ悩みに対して、まったく異なった方向からのアドバイスをすることもあるでしょう。
生徒が混乱しないように、どの生徒にどんなアドバイスを出したかもこのように一元管理されていくのです。
いかがだったでしょうか?
こんなことまで共有されているのか?と思ってもらえたかと思います。
特に一学期は、姿勢や考え方が受験生としてあるべき姿になっているかどうかに対する投稿が多いですね。
時期が変わると投稿される内容も変わっていきます。2学期編もお楽しみに!