第13回「夏期講習の準備をのぞいてみた」
2021年07月07日更新
7月ですね。いよいよ夏期講習が近づいてきました。
昨年の反省や出題傾向を取り入れ、毎年内容が変わるのが受験コースの夏期講習。結果を出すための最適なカリキュラムにすべくオリジナルプリントなども多用します。
先生たちは各チームに分かれ、着々と準備を進めてくれていました。そんな講師たちの準備の様子をのぞいてみました。
毎回の会議
受験チームには
が在籍しています。夏期講習は受験コース最重要月の1つ。
毎年やっていることだから、、とはならず、例年までと同じように時間をかけて丁寧に準備をします。
GW明けの5月から、夏期講習の準備会議が始動します。
オンラインでも気軽に会議ができるようになったため、より大人数での会議もしやすくなりましたね。
7月決起会、8月夏合宿、理社マラソン、週末考査、、、1つ1つの企画が最良となるよう、時間をかけて決めていきました。
プリントの準備
都立受験コースの夏休みの目標は8月末に実施される
で偏差値10UPを達成することです。都立入試の問題傾向に合わせたプリントも、傾向に合わせて新しく作成しました。
例えば理科プリント。
都立の理科は昨年平均点が50点を下回り(47.8点)、過去15年間でもっとも難しい問題となりました。
正確な知識を要求される完答問題が増えたことや、計算問題に対する柔軟な思考力が求められるようになってきたことが要因の一つ。
選択形式の都立入試対策にありがちなあいまいな理解とならないように、今年は新しく傾向に合わせた記述式の計算問題集を作成することにしました。
数学も過去の都立入試問題傾向を踏まえて、昨年のものを作り変えています。
東京都立入試数学は基本的な計算問題(大問1)で46点を取ることができるのですが、まんべんなく勉強ができるよう、出題される範囲の問題をすべて網羅したプリントも準備。
塾用に流通している教材も使いますが、それだけでは足りない部分をこのようにオリジナル教材で補い、対策の抜け漏れを防いでいます。
夏合宿の準備
受験生に「受験コースの楽しかった思い出は?」と聞くと、ほとんどの生徒が答えてくれるのが夏合宿です。
もちろん勉強も目いっぱいやりますが、それに留まらないのが受験コース。
毎回、講師たちが趣向を凝らした が合宿の重いイメージを吹き飛ばします。
さぁ、今年はどんなお楽しみ企画があるのでしょうか。
受験生たちは、楽しみにしていてくださいね!
どの受験生にとっても、夏は成績を伸ばす唯一無二の機会。
ぜひ、後悔しないように今のうちから準備しておきましょうね!