
第46回 最後の一押し。直前合宿を行う意義とは?
2022年02月23日更新

今回は2月13日(日)に行った毎年恒例「直前合宿」の様子をお届けします。
都立受験日1週間前のこのタイミングで、何が行われていたのでしょうか?
プラスジム都立受験コースでは、通常の授業(個別指導授業、集団・グループ授業、自立学習指導など)以外にも1年間を通じて数多くのイベントを実施しています。
から始まり、 、 に 。今年は なども行いました。
そして受験前最後に実施するイベントが、今回の直前合宿。
名前の通り受験の直前(1週間ほど前)に行うのですが、都立受験コースを象徴するようなこだわりが数多く組み込まれています。
直前合宿のテーマは「都立入試本番を徹底的に想定した受験対策」。
都立入試本番とまったく同じ準備をして、まったく同じ時間割と緊張感で昨年(2021年度)の過去問題を解くことになります。
今年の実施は2月13日(日)ですが、生徒たちの集合は朝7:00。
生徒たちは、本番同様の服装と準備をして教室に集合し、教室ではなくそのまま久我山駅へ。
本番当日とできるだけ同じ環境を作りだすため、直前合宿はわざわざ教室を離れ電車に乗って、初めて行く受験会場を目指します。
国立駅徒歩10分程度の会場を選んでいるのですが、この会場選びにもこだわりが。
以前、 というブログを書いていますが、おおよそ受験当日の会場までの動き(公共交通機関で移動し駅から少し歩く、おおよそ家から45分くらいの平均的な学校を想定)も、できる限り本番に合わせます。
受験は2月。
単なる移動と簡単に考えず、例えば慣れない電車移動や寒空のなか、歩いて学校を目指すときに起こりうるありとあらゆる可能性を想定してもらうことにも、直前合宿の意義があります。
会場に到着後も、決していつもの学校や塾内のような雰囲気は作りません。
本番当日も会場に入った後、9:00に国語が開始されるまで時間に余裕があります。当日にもっていくと決めたプリントを見直すなど静かに試験開始を待ちます。
9:00からは本番当日と同じスケジュールで試験を開始。
実は、今まで受けていた会場模試(Vもぎ)と本番の時間割は大きく異なっています。
実際の時間割を比較してみると、各科目間の休憩時間と、本番は昼食時間を挟むのが大きな違い。
Vもぎより2時間以上、本番は時間を要します。
昼食を挟んでの理科と社会。
どれほど集中力が続くのか。続くようにするにはどうしたらいいのか。
考えるべきことはいくつもあるはずです。
生徒たちが試験を受けている裏では、講師たちが全生徒5科目分の採点を同時進行で行っています。
試験終了後は、すぐに採点した結果をもとに反省(ここまでは通常の と同様)と、実際に本番の動きを確認したなかでの気づきを言葉にしていきます。
最後は教室に戻って、本番に向けた講師からのメッセージを聞いて、直前合宿は終了となりました。

今年の都立受験(第一次募集・分割前期募集)は2月21日で終了しましたが、実は勝負はこれから。
受験終了後の3月にせっかく身に付けた勉強習慣を無くしてしまうと、高校入学後にまた苦労しますよ!
3月も頑張りましょうね。3月も受験コース通信は続きます、お楽しみに。