【令和2年入学都立高校受験】合同説明会日程が発表!学校選びで重視するべきポイントは?
2020年01月25日更新
今年度都立高校受験(2020年2月21日)まで、本記事執筆時点で156日になりました。
受験生の皆さんは、もう自分の行きたい志望校は決まりましたか?
そして、その高校に行きたい理由をちゃんと自分のことばで説明できますか?
面談でよく話すのですが、(中学受験は除くとして) 高校受験は自分の意志で将来を選ぶことができる人生初めての大きな選択機会 です。
同様の選択機会はこれから何度でも訪れます。(大学受験・就職・結婚・・・たくさんありますよね!)
学校見学になかなか足が向かない生徒、どんな学校に行きたいのか自分で説明できない生徒もたまにいますが、非常にもったいないなぁと思っています。
この記事で紹介するのは都立高校の合同説明会ですが、2学期はより深く学校を見ることができる機会がほかにもたくさんあります。
人によって、どう深く学校を見るのかは様々ですが、比較的重視されやすい高校選びのポイントも載せていますのでぜひヒントにしてください。
比較、検討できる機会を有効に活用して、自分の将来を満足する形で決めてくださいね!
都立合同説明会の日程
令和元年は、以下の日程・会場で開催されます。
【開催日時】
令和元年10月27日(日曜日)10時~16時
【開催場所】
都立晴海総合高校(中央区晴海1-2-1)
・都営地下鉄大江戸線・東京メトロ有楽町線「月島」駅10番出口徒歩5分
※自転車での来場可(合同説明会に限る。)
【参加高校】
一橋、晴海総合、三田、六本木、芝商業、工芸、白鷗、忍岡、上野、浅草、蔵前工業、日本橋、両国、墨田川、本所、橘、深川、東、城東、大江戸、江東商業、第三商業、墨田工業、科学技術、大崎、八潮、小山台、目黒、雪谷、大森、田園調布、蒲田、つばさ総合、六郷工業、美原、大田桜台、世田谷総合、園芸、青山、飛鳥、竹台、荒川工業、足立、江北、淵江、足立西、足立東、青井、足立新田、足立工業、葛飾野、南葛飾、農産、葛飾総合、葛飾商業、本所工業、小松川、江戸川、小岩、葛西南、篠崎、紅葉川、葛西工業、大島、産業技術
【開催日時】
令和元年11月03日(日曜日)10時~16時
【開催場所】
都立立川高校(立川市錦町2-13-5)
・JR「立川」駅南口徒歩8分
・多摩都市モノレール「立川南」駅徒歩6分、「柴崎体育館」駅徒歩5分
【参加高校】
千歳丘、世田谷泉、総合工科、富士、稔ヶ丘、中野工業、荻窪、杉並、杉並工業、園芸、富士森、片倉、八王子東、八王子北、松が谷、翔陽、八王子拓真、八王子桑志、立川、砂川、武蔵、武蔵野北、多摩、青梅総合、府中、府中東、府中西、府中工業、農業、昭和、拝島、神代、調布北、調布南、町田、野津田、成瀬、小川、山崎、町田総合、町田工業、小金井北、小金井工業、多摩科学技術、小平、小平西、小平南、日野、日野台、南平、東村山、東村山西、国分寺、国立、第五商業、福生、多摩工業、狛江、東大和、東大和南、清瀬、久留米西、東久留米総合、武蔵村山、上水、若葉総合、羽村、秋留台、五日市、保谷、田無、田無工業、瑞穂農芸、大島海洋国際、産業技術
【開催日時】
令和元年11月10日(日曜日)10時~16時
【開催場所】
都立新宿高校(新宿区内藤町11-4)
※上履き持参
・JR「新宿」駅南口徒歩5分
・東京メトロ副都心線・丸ノ内線「新宿三丁目」駅E5出口徒歩4分
【参加高校】
日比谷、六本木、芝商業、戸山、新宿、新宿山吹、総合芸術、竹早、向丘、工芸、白鷗、両国、橘、大江戸、科学技術、八潮、駒場、目黒、国際、大森、大田桜台、松原、桜町、千歳丘、深沢、世田谷泉、芦花、総合工科、青山、広尾、第一商業、鷺宮、武蔵丘、富士、稔ヶ丘、中野工業、荻窪、西、豊多摩、杉並、杉並工業、農芸、豊島、文京、千早、桐ヶ丘、王子総合、飛鳥、竹台、北園、板橋、大山、高島、板橋有徳、北豊島工業、石神井、井草、大泉、練馬、光丘、田柄、大泉桜、第四商業、練馬工業、江北、足立新田、小松川、葛西工業、武蔵、武蔵野北、農業、調布北、町田工業、多摩科学技術、第五商業、狛江、東久留米総合、保谷、瑞穂農芸、新島、神津、大島海洋国際、三宅、八丈、産業技術
詳細は、東京都教育委員会HPを確認ください。
都立高校の合同説明会ではどんなことを知ることができるのか?
① 個別ブース相談
参加学校ごとにブースが作られ、学校の特徴などを見ることができます。
疑問などがあれば聞いてみましょう。
② 専門高校の紹介スペース
都立高校といれば、普通科や単位制がイメージしやすいですが、その他商業科や工業科、工業科などの専門分野に特化した高校も数多くあります。
今まで、意識がなかった人も行ってみると魅力が見つかるかもしれません。
③ 都立高校選びの基本情報発信
セミナー形式で、都立高校のことを知ることもできます。
これから都立高校を選んでいこうと考えている場合は参加されるといいと思います。
④ その他相談ブース
日程にもよりますが、カテゴリーごとにそれぞれ相談できるブースも設置されています。
気になる方は行ってみましょう。
私立高校入試、奨学金(私立)、定時制・通信制、特別支援学校、チャレンジスクール、エンカレッジスクール、工業科、科学技術科、農業科、商業科、家庭科
都立高校選びのポイントは?どこを見る?
夏休み、都立・私立高校を色々見られた方も多いと思います。
都立高校選びをしていくうえで、比較すべきポイントにはどんなものがあるのでしょうか?
よく面談などで話にあがるポイントをまとめてみました。
1、進学実績
文部科学省が2019年8月8日に開示した、令和元年度学校基本調査によると、最新の大学進学率は53.7%となっており過去最高の水準になっています。当然、大学の進学を前提に高校選びをされる方も多いと思います。各学校HPに進学実績ページがあるので事前に確認できます。
2、通学時間
通える範囲で高校を探す、というのも必ず挙げられるポイントでしょう。電車を使うのか、バスを乗り継ぐのか。実際の通学時間に一度学校まで足を運んでみることもオススメです。ちなみに統計では片道48分程度が全国平均だそうです。
3、合格偏差値
もちろん自分の実力にあまりにも合っていない学校は、望んでも入ることは難しいでしょう。自分の偏差値を見る模試としては、VもぎやWもぎが有名です。個人でも申し込めるので定期的に受けるようにしてください。
4、部活動
自分の行きたい部活動があるか無いかをまず学校選びの指針にするのは手っ取り早い方法です。東京都教育委員会HPに都立高校を検索できるページがありますので有効活用するといいでしょう。
5、指定校推薦枠
大学への進学実績に合わせて、指定校推薦枠がどのくらいあるのかも重要と考える方もいます。基本的には説明会で確認していただく内容ですが、一部掲載がある学校もあります。
6、学校設備
私立と比較すると、どうしても設備面はちょっと、、、と話す生徒もいますが、その学校にしかない設備もあるかもしれません。こちらは合同説明会ではなかなか伝わりませんね。文化祭や学校見学の日に行きましょう。
7、その他
生徒数、自習環境、制服、校則、学校行事、国際色、年間カリキュラム
なども選ぶポイントになるでしょう。
疑問にお答え!都立高校選びでよく聞かれる質問
都立受験では、英検などの資格を持っていたらプラスになりますか?
A.
都立一般入試では、プラス評価は一切ありません。
私立高校は併願優遇の加点要素になる学校もありますが、基本的に都立一般入試では加点になりません。
ちなみに、都立推薦入試において検定取得を促すような表現をしているような高校も存在しているようです。
都立一般入試では、倍率割れの学校もあると聞いたのですが?
A.
はい。年によっては募集人数に対して受験者数のほうが少ない、いわゆる定員割れになる学校もあります。定員割れになった学校は3月に行われる2次募集に回ります。
昨年度は、商業科や工業科、また普通科でも定員割れになった学校がありました。
進学指導重点校って何ですか?
A.
一定以上の進学や指導実績がある高校に対して、東京都教育委員会が指定したものを指し、正確には進学指導重点校・進学指導特別推進校・進学指導推進校に分けられます。
なかでも進学指導重点校である「日比谷、西、国立、八王子東、戸山、青山、立川」、加えて「墨田川、国分寺、新宿」は英国数に関して独自の問題を使用できる自校作成校になっています。
今年度の倍率の予想ってできますか?
A.
令和2年入試の入学願書受付は、令和2年2月5日(水)・6日(木)になっています。願書受付日の夜にすぐに東京都教育委員会HPにて倍率速報が発表されます。
また、都立受験は願書取り下げが一度可能であるため、最終の倍率は再提出日である令和2年2月13日(木)の夜にならないとわかりません。
昨年や一昨年の倍率推移は参考になるかと思います。
まとめ
学校選びは大変かもしれませんが、自分の3年間通う大事な選択機会です!
ぜひ、たくさん悩んで自分が目標にすべき学校を選び抜いてください。
プラスジムがある久我山教室近辺で、高校選びに悩んでいる方がいたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
できる限り、お力になりたいと思います。